Q.葬式でお寺さんにお礼するときどんな袋に包んだらいいでしょうか(70歳男性)
Aお葬式だから黒白の水引かなと思って、また実際にそうする方がいますが、喪家に贈るものではなく寺院に差し出すお礼ですから、一般に白封筒に入れて「お(御)布施」と書いて渡します。
熨斗は祝い事と言われているので使いませんが、もし水引を使うならば紅白になります。
中には「お経料」「戒名(法名)料」と書く例がありますが、僧侶が出仕して勤めてくれるのは「法施」という布施業で、これに料金はないので「お布施」と書きます。
神道やキリスト教の場合には「お礼(御礼)」でいいと思います。キリスト教で教会に対して行うときは「献金」とします。
仏教の場合も、個人的には「お礼」でもいいと思いますが、中には「法礼」と書く場合も見受けます。
いずれの宗教宗派にしても黒白の水引は使わず料金でないところは共通していると思いますす。
最近、よく僧侶の方から聞くことですが、このお布施を遺族が僧侶に直接渡すのではなく、葬祭業者が遺族の代理で渡すケースが多いとのことです。
葬儀の前か後かは別にして、宗教者へのお礼は遺族が直接手渡します。
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