戦場が兵士の心を蝕む

朝日新聞8月16日朝刊に「(消された戦争 記録と記憶:3)見過ごされたトラウマ」(木村司記者)という記事が掲載された。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S13637456.html?ref=pcviewer YAHOOニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180816-00000007-asahik-soci 「戦場での体験や軍隊生活を原因として、心に傷を負った多くの日本兵がいた。しかし、そうした人たちは、この社会... 続きを読む

沖縄 「慰霊の日」

戦後73年の「慰霊の日」を迎えた23日、県内各地で20万人を超える沖縄戦の犠牲者を追悼する催しが営まれ、不戦と恒久平和を誓う祈りに包まれた。  沖縄戦最後の激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園内にある「平和の礎」や、同市米須の「魂魄(こんぱく)の塔」には、朝早くから多くの戦争体験者や遺族、関係者らが訪れた。亡き家族や友人の思い出、凄惨な戦場の記憶を呼び覚まし目を潤ませながら鎮魂の祈りをささげる高齢者が子や孫らとともに線香や花を手向けた。悲惨な体験を後世に語り継ごうとする家族連れの様子もみられた。  同... 続きを読む

平和の礎―戦争を記憶する沖縄、忘却する本土

6月23日は沖縄の「慰霊の日」であった。 糸満市の平和祈念公園で沖縄戦戦没者の追悼式が行われた。 沖縄タイムズは追悼式の模様を次のように報じた。 翁長知事、相次ぐ事件・事故に憤り 沖縄全戦没者追悼式典 http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/105028 沖縄戦から72年「戦争はもう嫌だ」 慰霊の日、島を包む平和の祈り http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/105014 朝日新聞では「慰霊の日」にちなみ鉄血勤王隊の生存... 続きを読む

戦争体験の一つの局面

水木しげるさんが亡くなった。 公式サイトに書かれた水木さんのプロフィールは 1922年生まれ。鳥取県境港市で育つ。 太平洋戦争時、激戦地であるラバウルに出征、爆撃を受け左腕を失う。 復員後紙芝居画家となり、その後貸本漫画家に転向。 代表作「ゲゲゲの鬼太郎」「河童の三平」「悪魔くん」など。 とある。 1922年とは大正11年生まれ。93歳。1945年の敗戦を23歳で迎えたのだから、戦闘の最前線に生きた世代である。 この世代はそのほとんどが第一線に赴いた。戦闘の第一線は若者である。戦争末期には40代の老兵... 続きを読む

「戦争ゲーム」は直ちにやめよう

安全保障関連法がついに立法化。 これを受けて自衛隊はPKO派遣軍の軍備拡充に早速乗り出した。南スーダンで派遣部隊に「駆けつけ警護」の任務追加とその場合の「武器使用基準」の緩和である。 これは派遣部隊が紛争の前線に立って、「普通の」国の派遣部隊と同じく、同じ軍備で戦闘する事態を想定したものである。 これまでもイラク等への自衛隊派遣で自衛隊員に大きな精神障害を与え、自死に追い込んだ事例が指摘されている。戦闘参加は外的に銃殺される、というだけではなく、戦闘員の精神もむしばむ、極めて危険度の高いものである。これは... 続きを読む