散骨論議の経緯

この項は長い。 目次を参考に少しずつお読みいただければありがたい。 ■最初の散骨(「自然葬」) 日本で近代において記録されている限りの最初の散骨が報道されたのは、市民団体葬送の自由をすすめる会により1991年10月に神奈川県相模灘で「自然葬」と称して行われたものであった。 以後、同会によって「再生の森」にての地上での散骨を実施。 また民間事業者によって「海洋葬」等と称する海上散骨が行われるようになった。 これについては私が知る最初のものは東京都新宿区の葬儀社である公営社によって1994年2月に太平洋上にお... 続きを読む

散骨に関するガイドライン(散骨事業者向け)が公表

■散骨に関するガイドライン(散骨事業者向け)が厚労省HPで公表された 2021年3月、厚労省のホームページに「散骨に関するガイドライン(散骨事業者向け)」が掲載された。 https://www.mhlw.go.jp/content/11130500/000763737.pdf 厚労省のホームページに入って「散骨」という用語を検索すればすぐ出てくるが、手順からいえば次のようになる。 〈政策〉⇛〈分野別政策〉⇛〈健康・医療〉⇛〈生活衛生〉⇛〈生活衛生対策〉⇛〈施策情報〉⇛〈墓地・埋葬〉⇛〈参考資料集(パン... 続きを読む

奥田知志さんの生き方

■ブログをしばらく休んだ言い訳 しばらくブログをお休みしていた。 自覚的に休んだわけではない。 何度も書こうと思い、作業予定に書き込むのだが、ついつい仕事で入った作業のほうを優先して思わぬ間があいてしまった。 書きたいテーマはあるのだが、それに取り組むには覚悟やしんどい作業が必要だと思うと、ついつい後回しにしがちになる。 しかし老い先も短くなっていることであるし、着実にとは保証しかねるが、少しずつ書いていこうかと思っている。 きょうは少数の気にかけてくれている友人たちへの報告である。 ■体調の報告 体調は... 続きを読む