葬式と布施についての全日本仏教会主催のシンポジウムについて先に2回感想めいたものを書きました。 コメントをいただいたように、地方寺院の問題は大きな問題です。前にも紹介したように、都会にある住職のある意味ノホホンとしたものとは異なり、特に40代、50代の僧侶の方が強い危機感をもっています。私がシンポジウムの席上配布した資料をそのまま掲載したほうが、私の考えについてご理解いただけるかと思います。長いですが、以下に掲載します。ご批判を歓迎します。 おそらく私の認識はまだまだ甘いものでしょう。それを承知の上、掲載... 続きを読む
月: 2010年9月
葬式の布施をめぐるシンポジウム
このところ雨も降り(それも局地的な)、ようやくちょっと涼しくなりました。だが、どうもバテ気味です。 案内したことでもあるので、9月13日に秋葉原で行われた全日本仏教会主催のシンポジウム「葬儀は誰の為に行うのか?~お布施をめぐる問題を考える~」の報告を一部しておきます。 なお、このきっかけとなったイオンのお布施の金額目安表は何度かの変遷があり、現在ではホームページから完全に撤去されています。 シンポジウムは最初に4人が15分ずつ(とてもじゃないが短い)話した後、休憩時間に参加者から集めた質問にパネラーが答え... 続きを読む
体力、気力 勝負
酷暑お見舞い申し上げます。 きょうは懸案の原稿2本、不充分ですが出しました。さんざん遅れて迷惑をかけたものです。 「書く」という行為は、私にとっては対象を具体的に設定しています。誰が読むかはわからないのは確かですが、それでは熱が入りません。ですから「書く」のは体力、気力をだましだまし振り絞り、といっても本来的には「努力嫌い」ですからたいしたことはありませんが、私的にはユンケル2本飲んで書きます。 でもこのところどういう方向か、ということで少し悩んでいます。というのは私の時代はそろそろ終焉なので、次の人への... 続きを読む
フェスティバル安穏 21回目
新潟も大阪も東京も暑いです。 北海道の方々はこの暑さ続きにびっくりしておられることでしょう。 8月28日は新潟角田山妙光寺 「万灯のあかり―妙光寺の送り盆 第21回フェスティバル安穏」 http://www.jbf.ne.jp/2010/07/post_167.html 400人以上来られたようです。それにスタッフが130人。 妙光寺は日蓮宗ですが、他宗派の僧侶の方もスタッフとしてかけつけてくださいました。 今回から企画内容が大幅に変更 今年より企画は地元スタッフの方が全てやってくれたので、私は若いスタ... 続きを読む