年末、年始のご挨拶を申し上げます。 いつもの如く、多くの方々にご迷惑をかけて越年することをお赦しください。 おかげさまで資料を積み上げ、それなりに充実して仕事に格闘しています。老いたから格闘せざるを得ない状況に置かれているのか、はたまたまだ元気なのかはさておき、仕事しながら発見できるのはうれしいことと、前向きに解釈しております。 ということで、年賀状は今回もまだ1枚も出してはおりません。親しい人にほど不義理をするということで、ご寛恕たまわりたく、伏してお願い申し上げます。 敬愛する浄土宗の僧侶・秋田光彦さ... 続きを読む
年: 2010年
導眠剤、脳死、自然死、友引前、友引寄席
冬到来なのでしょうか?こう温度差が違う毎日を送っていると、どれが正常な感覚かわからなくなります。数日前から寝るときに電器アンカを脚下に入れて寝るようになりました。60前は冬中何も入れなかったのですが、このところは外せません。 「眠る」ということは私にとって大きな問題です。導眠剤が1種2コだったのが2種2コに増えています。あくびが眠りにつく兆候で、これを察したら布団の中に入り、兆候が現われるまで、布団にははいりません。兆候を見逃すとそのまま椅子の上でだらしなく眠り込んでしまいます。また、兆候が出る前に布団に... 続きを読む
若い時の話
このところ若い時の自分について考える時間があります。今の自分を退化した、あるいは衰弱していると見ている人がいることは充分に知っているつもりです。おそらく破綻していると見る人もいるでしょう。そうした評価はそれで受け入れています。自分でもそうかもしれない、と思うところがあるからです。 これでなくてはならない、という見方は突き詰めるとないように思えてきます。自分を封印したつもりが、時々冗舌になっているのは考えてみれば滑稽な話で、これも老化なのか、それとも退廃なのか、自分でもよくわからなくなっています。 若い人に... 続きを読む
消費者目線?
12月になりましたね。でもまだ秋の感じが…。今年は季節感覚がどうも狂ってしまっています。 さてさて葬祭業関係にも「ビジネス」という感覚で参入される方、関心を示される方が急激に増加しています。 しかもかなり安直に。 これは既存の業者の中にもこうした感覚の方が増えています。内外ともに増加しているように思われます。 この方々からは業態が古い、旧弊な面が目につくのでしょう。でも業態は古くあっても尊敬すべき人がいて、その人たちの想いをつかみ損なったら、ダメですね。 死者、遺族の支援をするということがどういう意味をも... 続きを読む
冬到来 超高齢社会の死
昨夜帰りに車のエンジンをかけたらエアコンが暖房になった。北海道や東北北部には雪が降ったとニュースが伝えていた。今年は全国的に酷暑が続き、ようやく涼しくなって秋だな、と思ったら冬が到来。秋があまりに短い。秋好きの人間としては淋しいかぎり。 この間更新が途絶えたが、出る仕事と締切原稿を抱えたため。ちょっと個人的には滅入ることもあった。 新聞や雑誌が送られてきて、取材されたということに気づく。どこの媒体に何を話したかすら記憶に残っていない。(これは「老化」ですかね) ダイヤモンド誌に代表される死や葬送への、特に... 続きを読む