コロナ禍における火葬場問題

東京新聞2021年2月12日に「こちら特報部」でコロナ禍の火葬場の遺体の取り扱いについて大きなスペースを割いて特集している。 今回の特集について私も早い段階から協力していてコメントを寄せている。 今、唯一の都営の火葬場である瑞江火葬所ではCOVID-19で死亡した遺体の火葬を1日10体まで引き受けている。 1日周辺住民との協議で25体までと火葬数を取り決めており、その中の10体であるから積極的である。 だが当初からそうではなかった。 昨年の第1波期にはかなり消極的であった。 東京都は民営の火葬場の取り扱... 続きを読む

再度の緊急事態宣言

先に少々の報告を。 ■ポスト掲載の報告 1月4日発売の「週刊ポスト」1月22日号「2021年のニッポンを分断する真っ二つの大論争」という大仰な特集の一つに「親の葬儀『する』か『しない』か?」があり、「しない」派代表として島田裕巳さん、「する」派代表として私、それぞれのコメントが掲載されている。 取材依頼されたときは「葬儀は必要か?」ということだったのでコメントした。この内容は12月23日のブログで述べた。 https://hajime-himonya.com/?p=4963 実際に掲載されたのは「親の葬... 続きを読む

じんわりとした不安が爆発する時

本日は2020年最後の日である。 といっても暦の上での話である。 3日がかり毎朝1時間の大掃除の締め。 ■COVID-19発生から1年、コロナ禍がもたらしたもの 1年前のきょう、つまり2019年12月31日、中国武漢市当局はWHO(世界保健機関)に対し、後にCOVID-19と名づけられる新型コロナウイルス感染症の流行発生を報告した日である。 COVID-19の発生は2019年11月とも、さらには7月ともいわれる。 2020年1月末からの世界的同時流行により、世界は大きく変化し、まだ大きな流行の渦の中に... 続きを読む

葬式は必要か?—その視座を問う

■COVID-19の現況とGoogle予測 新型コロナウイルス感染症は10月中旬より第3波に入っている。 感染者(陽性確認者)数は第1波、第2波を超えた。(下図は2020年12月23日厚労省) 死亡者数も増加している。 しかし、致死率は高かった第1波を下回っている。 Google予測COVID-19感染予測(日本版) Japan:COVID-19 Public Forecasts https://datastudio.google.com/reporting/8224d512-a76e-4d38-9... 続きを読む

ワクチン接種順位から高齢化の問題を考える

■COVID-19ワクチン接種順位問題 ワクチンについて安全性はいまだ明らかとはいえないが、2021年の2月以降の接種開始が見込まれる様子になってきた。 12月10日の厚労省厚生科学審議会ワクチン分科会の資料等を見ると、おおまかな順位は、医療従事者、(社会機能維持者)⇒高齢者⇒高齢者以外の基礎疾患を有する人⇒希望する一般の人、でいずれも本人が同意した場合で強制はされない。 一般に順番が回るのは、早くて6月以降だろう。 特に優先されるのはCOVID-19の治療に直接携わっている医療施設の従事者、救急隊員、... 続きを読む