仏教界の対応―新型コロナ 新型コロナウイルス感染症と葬儀⑦

新型コロナウイルス感染症流行という事態を受けて仏教界もそれぞれが対応を明らかにしている。 ■全日本仏教会 全日本仏教会(全仏)とは「現在、日本には約75,000の伝統仏教の寺院、教会、布教所等があり、それらの多くはいずれかの宗派や教団に所属しています。全日本仏教会は、その中の主要な59の宗派、37の都道府県仏教会、10の仏教団体、合計106団体(平成30年11月現在)が加盟している、日本の伝統仏教界における唯一の連合組織」である。 既存仏教の頂点にあるのではなく、あくまで連合体である点に注意。 ・4月7日... 続きを読む

死者・遺族を知らずに葬式は可能か?

本日、葬研の「碑文谷創の葬送基礎講座」を更新。13回目になる。https://souken.info/himonya13 ネット系葬儀斡旋事業者の問題を取り上げ、それがサービスを提供している「僧侶派遣」「派遣僧侶」の問題を取り上げてきたが、その最終回になる。 ■高橋卓志さん、小川英爾さんとの出会い 高橋卓志さん(臨済宗僧侶。長野県神宮寺住職、但し今は42年勤めた寺を離れ京都在住、タイのチェンマイ留学中。龍谷大学文学部大学院・客員教授)がlineや「高橋卓志オフィシャルサイト」で盛んに発信している。 htt... 続きを読む

「布施は宗教行為の対価」か否か?

■アマゾンに「お坊さん便」が出品 葬研の「碑文谷創の葬送基礎講座」が9月16日に更新された。 「布施は宗教行為の対価」か否か? ―僧侶手配、派遣僧侶の問題をどう考えるべきか① https://souken.info/himonya12 アマゾンのマーケットプレイスに株式会社みんれび(現「よりそう」)が「お坊さん便」を出品、販売開始したのが2015(平成27)年12月であった。 これに反発した全仏(公益財団法人全日本仏教会)が理事長談話を同月24日にプレスリリースした。 何かと対応が鈍い仏教会としては異例の... 続きを読む

岐路に立つ仏教寺院

しばらくぶりの更新となる。 ■義兄を見舞う 7月の下旬から2週間以上、ひどい腰痛さらには頸の痛みを体験し、回復したかと思ったのだが、8月の末からまた腰痛に悩まされている。 普段の姿勢の悪さ、終日椅子に座っての生活が原因かなとも思うのだが、何か身体が壊れはじめているのではないか、という感じがしている。 いくつかの病を経験しているものの、同世代の者と比べるとさほどのことではない。 身体的にはきついのだが、何か病を経験した者の仲間入りした、という奇妙なうれしさみたいなものを感じている。 若い頃、戦後派の人たちに... 続きを読む

寺との付き合い方

まさにお盆だからの季節記事なのだが、週刊東洋経済2019 8/10-17(合併号)の特集が「親と子で考える 相続の最新ルール、すぐに始める終活、お墓とお寺の現実」、最新保存版―親と子の3大問題 完全マニュアル」とうたっている。 私が書いたのはpart3「親と子で考えるお墓」の一部。 書いたことを黙っていようかと思ったが、ここに一緒に書いた星野哲さん(元朝日新聞記者、立教大学社会デザイン研究所研究員)、塚本優さん(終活・葬送ジャーナリスト)がFacebookで報告していたので、できは悪いが知らんぷりはで... 続きを読む