大漂流する人の死-葬送を考える視点

1年近くこのブログをお休みした。 私自身の老化はこの間進んでいるもののの、大病をしていたわけではない。 長く続くコロナ禍にあったことが影響していないとは言わないが、私的に引越しを余儀なくなくされたことによる余裕のなさも影響している。 Facebookでは気になったニュースの紹介等は行ってきた。 ブログを休んでいたこの期間、何もしなかったわけではない。 このブログ休止期間にしていた作業はおいおい公開していきたいと思う。 その第1回が表題とした「大漂流する死ー葬送を考える視点」と題する講演である。 この講演は... 続きを読む

「0葬」とその批判 復刻版「0(ゼロ)葬から葬送の変化を検証」(2014年)―その3

前回まで 0葬登場の背景 復刻版「0(ゼロ)葬から葬送の変化を検証」(2014年)―その1 https://hajime-himonya.com/?p=5103 葬送の変化をどう読むかー 復刻版「0(ゼロ)葬から葬送の変化を検証」(2014年)―その2 https://hajime-himonya.com/?p=5106 【お断り】データ、肩書等は2014年の執筆当時のまま。 「0葬」とその批判 ①島田裕巳が提案する「0葬」 島田裕巳は、2014年1月に著した『0葬―あっさり死ぬ』(集英社)で次のように提... 続きを読む

葬送の変化をどう読むか 復刻版「0(ゼロ)葬から葬送の変化を検証」(2014年)―その2

前回 0葬登場の背景 復刻版「0(ゼロ)葬から葬送の変化を検証」(2014年) ―その1 https://hajime-himonya.com/?p=5103 データ等は2014年執筆当時のまま。 葬送の変化をどう読むか ①墓の変化 この間の葬送の変化は著しい。 墓は、江戸時代は集合墓も見られるものの個人墓が主体。 明治末期以降、「家墓」形態が主流となった。 1970(昭和45)年頃以降、都市化の進展による都市移住者の墓需要が拡大、大都市周辺で墓ブームが生じる。 民営霊園の多くがこの時期以降にできたもので... 続きを読む

解題・散骨ガイドライン(下)

これまで散骨について書いてきたのは以下のとおり。 ・散骨に関するガイドラインが公表 https://hajime-himonya.com/?p=5071 ・散骨論議の経緯 https://hajime-himonya.com/?p=5079 ・解題・散骨ガイドライン(上) https://hajime-himonya.com/?p=5084 ・解題・散骨ガイドライン(中)-散骨に関する法令(続) https://hajime-himonya.com/?p=5088 「散骨ガイドライン」と言っているのは、 ... 続きを読む

散骨に関するガイドライン(散骨事業者向け)が公表

■散骨に関するガイドライン(散骨事業者向け)が厚労省HPで公表された 2021年3月、厚労省のホームページに「散骨に関するガイドライン(散骨事業者向け)」が掲載された。 https://www.mhlw.go.jp/content/11130500/000763737.pdf 厚労省のホームページに入って「散骨」という用語を検索すればすぐ出てくるが、手順からいえば次のようになる。 〈政策〉⇛〈分野別政策〉⇛〈健康・医療〉⇛〈生活衛生〉⇛〈生活衛生対策〉⇛〈施策情報〉⇛〈墓地・埋葬〉⇛〈参考資料集(パン... 続きを読む