南出好史 その生と死

9月4日のブログで福岡在住の義兄を見舞った、と書いた。 https://hajime-himonya.com/?p=2168 その義兄・南出好史が10月14日夜に死亡した。 翌15日空路福岡に入り、16日家族で自宅にて通夜、17日に葬儀社の会館で葬儀、出棺、火葬を営み、18日に残った甥と事後のことを打ち合わせ、帰京した。 慌ただしい、すさまじく疲労した1週間であった。 写真は火葬後に自宅に遺骨を安置した様。左が好史、右が5年前に死亡した妻・祐子 ここに義兄の名を挙げ、報告するのは、ひょっとして義兄の生前を... 続きを読む

「Good Death」」はないだろうーおごるな終末期医療

「グッドデス(good death)」という言葉が、終末期医療、緩和ケアにおいて今注目を浴びつつあるようだ。 これを最初に目にした時、思わず「バカな!」と思った。 この用語は、提唱者の意図と異なるだろうが、死に方に「良い死に方」と「悪い死に方」がある、という価値区分を与えかねない。 ある意味で危険かつおこがましい用語であると思う。 「グッドデス」は2000年頃に米国で誕生。 日本語では「良い死」と訳さず「望ましい死」と訳されているのはそれなりの配慮だろう。 この用語の意味は、終末期医療の見直しを医療者側... 続きを読む

報告 太田宏人さんの葬儀のこと

2018年5月24-25日、15日早朝に48歳の若さで亡くなった太田宏人さんの葬儀が行われた。 太田さんは、雑誌『SOGI』を休刊に至るまでの後期、12年間にわたり共に支えてくれた。 東京都大田区の臨海斎場(最寄り駅モノレール流通センター)で、24日18時から通夜、25日10時半から葬儀が行われた。   会葬者で目立ったのは彼の属する曹洞宗のみならず各宗派の若い僧侶たち。 彼が東日本大震災の後、長期に係わり、死後遺骨の一部を散骨してほしいと熱望した宮城県女川の若い僧侶も駆けつけた。 全国から駆けつ... 続きを読む

老化、自然死をどう考えるか―Q&A③

死について「おまえはどう考えるか?」と質されると、一般論の解説では済まない。ここは素直に自分の考えを言わないといけない。 ③老化、自然死をどう考えるか?-Q&A③ Q医療の発展により長生きできることは良いことなのか。「当然」と多くの人は答えますが、医療費の増大がこれからの子どもたちに負担になることを考えると、老化→自然死をどう考えますか?(私の場合は老化とともに死を迎えたい)   Aここで「老化」「自然死」について解説することはしません。 人のいのちは自分では左右できません。そもそもベッドの上で... 続きを読む

自身の樹木葬や宇宙葬への考えは?-Q&A(2)

前回に続きます。 https://hajime-himonya.com/?p=1550 (2)自身の樹木葬や宇宙葬への考えは?     Q  長く葬送という事に向き合ってきて、自身の樹木葬、宇宙葬等の現代の葬儀に対する考えを聞いてみたいと思いました。   A 私は90年代の初期より、初期の跡継ぎ不要の永代供養墓の概念作成、日本最初の樹木葬墓地の理念作り約款作成に関与してきました。 散骨の合意形成にも関わりました。 どんな人も埋蔵を拒否されることなく、自分の想いが生かせるような選択肢を葬送の世界に築きたい... 続きを読む