新型コロナウイルス感染症流行に伴う葬儀の状況

2019年11月に中国武漢で発生した新型コロナウイルスの流行は、全世界に及び現在主としてヨーロッパ、アメリカを主戦場としている。 日本が渦中にあることは言うまでもない。 ヨーロッパでは葬儀についても自粛が促されている地域があるが、これは日本では主として明治時代にあたる19世紀のコレラ流行時にも見られた現象である。 少し誤解もあるようなので記載しておく。 ■コロナウイルス感染症によらない場合の葬儀 日本においては葬儀を名指しの自粛要請はない。 2月25日の新型コロナウイルス感染症対策本部「新型コロナウイルス... 続きを読む

バブルの幻影と葬祭業

鎌倉新書の「いい葬儀」の「ライフエンディング業界のトップインタビュー」というところに私のインタビューが掲載されたので報告しておく。(雑誌『仏事』にも掲載されるらしい) 題して、少々禍々しいが 30年囚われ続けたバブルの幻影。葬儀業界は呪縛から解かれ、新たな発想 https://www.e-sogi.com/guide/top_interview/28384/ インタビュー記事なので、あちこち寄り道しながら話したものだが、きれいにまとめてくれてある。 補足するとこういうことだ。 日本の葬祭業は前回書いた... 続きを読む

暦、歳についての話と年末のあれこれ

新年最初の葬研「碑文谷創の葬送基礎講座⑲」では 「暦」を扱った。 私としては珍しいことだが正月にちなんでの話となった。 https://souken.info/himonya19 ■暦、歳 扱った内容は 元号・年号/西暦/太陽暦=グレゴリア暦/旧暦/数え年、満年齢—年齢計算に関する法律/なぜ数え年なのか/年齢のとなえ方に関する法律」/享年、行年/法事は数えが優勢 「年」を表すのに西暦と日本では元号表記があり、暦には太陽暦と旧暦があり、「歳」には満年齢表記と数え年表記とがある。 死亡年齢は今では満年齢表記... 続きを読む

人の死を看取り、弔い、葬ること

12月2日に葬研「碑文谷創の葬送基礎講座」が更新された。 テーマは「人の死を看取り、弔い、葬ること」https://souken.info/himonya17 このテーマで書くことは何度目かになる。 私にとってはメインテーマともいうべきもので、これについて触れないと、なにか忘れ物をしたような気がして落ち着かない。 そこで10回に1回とまではいかないが、このテーマにときどき立ちかえることになる。 データはいつも最新であることに気をつけている。 データがすべてでは無論ないが、データを時系列で見ることで時代が浮... 続きを読む

「葬祭業」か「葬儀業」か?

葬研「碑文谷創の葬送基礎講座⑮」が本日(11/11)更新された。 今回のテーマは 「葬祭業」か「葬儀業」か? https://souken.info/himonya15 ■Wikipediaの解説の間違い Wikipediaでは 「葬祭業(そうさいぎょう)は、葬儀や祭事の執行を請け負う事業である。葬儀のみを行う場合は葬儀業ともいうが、石材店や生花店・造花店など葬儀にかかわる業種が兼業することも多く、近年では他業種から参入するケースもある。」 と書かれているが、結論からいえば「葬祭業」と「葬儀業」に実体とし... 続きを読む