23年はブログは1月7日以来の更新となる。 この間、別に病気で休養していたわけではない。ただサボっていただけである。 もとより日々老いて衰えていることは事実であるが。 この間のことのいくつかを報告しておこうと思う。 「コロナ禍と葬儀へ与えた影響(続)」の論文発表と講演(YouTube) 再開の最初は、6月に行われた日本葬送文化学会総会で行った講演の報告である。 タイトルは「収束期に入った今、全体を振り返る コロナ禍と葬儀への影響(続)」である。 これは日本葬送文化学会・会誌「葬送文化24」(2023年3月... 続きを読む
カテゴリー: 社会
筑豊の子供を守る会シンポジウム
年明けて早々のことだが、 1月9日にICU(国際基督教大学)平和研究所で、筑豊の子供を守る会(1960ー1967)のシンポジウムが行われる。 https://subsite.icu.ac.jp/pri/lecture-symposium/post-11.html 2月11日には福岡県立大学でシンポジウムが行われる。 https://www.joho.tagawa.fukuoka.jp/kiji0038364/3_8364_30670_up_7a1b7vw8.pdf いずれにも私が出席し、短い時間だが話をす... 続きを読む
家族葬の多義化―「コロナ禍と葬儀に与えた影響(続)」
報告 本日(2022年12月25日)の毎日新聞の「滝野隆浩の掃苔記」で私が取り上げられた。 Facebookでも紹介しておいたが、ここでも報告がてら詳しく述べる。 https://mainichi.jp/articles/20221225/ddm/012/070/073000c 日本葬送文化学会の23年1月刊行予定の会誌に掲載する「コロナ禍と葬儀に与えた影響(続)」を11月末に脱稿した。 脱稿直前に入ったニュースが新型コロナウイルス感染症で亡くなった方の遺体を取り扱うガイドラインの改正に着手するというニュ... 続きを読む
青木新門さんとの対談ー死生観、遺体観、葬送の25年を振り返る
2015年9月に雑誌『SOGI』通巻150号のための青木新門さんとの対談が行われた。 「編集長インタビュー」というのがそのコーナーである。 これは特集記事でもあったので分量が多いことは予めご理解いただきたい。 目次も付したので、少しずつ読んでいただいたら、と思っている。 既報のように、本年(2022年)8月6日、青木新門さんは85歳の生涯を終えた。 8月9日の通夜、10日の葬儀に富山に弔問にうかがった。お顔もじっくり拝見し対面。30年のお付き合いにお礼を申し上げる機会を与えられた。 遺された奥様、娘さん... 続きを読む
大漂流する人の死-葬送を考える視点
1年近くこのブログをお休みした。 私自身の老化はこの間進んでいるもののの、大病をしていたわけではない。 長く続くコロナ禍にあったことが影響していないとは言わないが、私的に引越しを余儀なくなくされたことによる余裕のなさも影響している。 Facebookでは気になったニュースの紹介等は行ってきた。 ブログを休んでいたこの期間、何もしなかったわけではない。 このブログ休止期間にしていた作業はおいおい公開していきたいと思う。 その第1回が表題とした「大漂流する死ー葬送を考える視点」と題する講演である。 この講演は... 続きを読む