檀家制度の成立ー葬祭仏教の史的展開(4)

葬祭仏教の史的展開 1 葬祭仏教の誕生 https://hajime-himonya.com/?p=1513 2 葬式仏教と葬祭仏教 https://hajime-himonya.com/?p=1555 3 聖たちの世界 https://hajime-himonya.com/?p=1556 4 檀家制度の成立(今回) ■檀家制度の原型 檀家制度が法制化されるのは江戸中期の寺請制度によるものであるが、貴族や武士以外が檀那となり寺を支えるようになったのはそれより古い。 「戦国仏教」と言われる室町後期から戦国時... 続きを読む

葬儀でタテの流れはどう表現?‐Q&A④

Q 血縁者の死について、先祖・子孫のタテ関係において、その方の「死」を弔うため(受け入れるため)の葬儀の中に、タテの関係がどう関わってくるのか?「若い世代に受け継ぐ」現代に相応しい形態は?家族葬、近親者葬の中にタテの流れをどう表現するのだろう?   A私は、父母や義母の死の際に、孫どもに自由に遺体に触って自分たちなりの別れを時間制限なしに行うようにしました。子どもたちは自分たちの「オジイチャン」「オバアチャン」との別れを自分なりに自然に行っていました。恐がりもしませんでした。 また私は、家族の死... 続きを読む

認知症―報道に学ぶ

私の母は4年前99歳の1ヶ月前にして死亡。10年以上認知症であった。 母は最初の頃こそ私を息子と認識していたが、そのうち「息子」とは私が小学生時代のことを言い、目の前にいる私を「親しい人間」とはわかっていたが息子とは認識しなかった。 全ての記憶がなくなったわけではない。フィリピン戦線でどういう経緯で死亡したかも不明なままに弟の「遺骨」なるものが戦死公告と共に送られてきて、開けてみたら石が1個だけだったことは、最期まで憤怒と共に繰り返し語っていた。 父が87歳で死亡した時、2歳下の母は既に認知症だったからそ... 続きを読む

生死一如

青木新門さんの「新門日記」http://www7b.biglobe.ne.jp/~amitaabha/の5月15日に北海道小樽市仏教会の主催した集まりで講演したことが記されている。盛況だったようだ。例によって2時間話されたようで、私の10歳年長としては驚異的な体力だ。 この件で頼まれて間に入ったものだから、「よかった」と心底思った。しかし、その後の連日とも言うべき、しかも富山―東京―福島ー金沢などという滅茶苦茶な日程にまた心配している。小樽は例外で、基本として仲介しないことにしている。新門さんの躰が心配だ... 続きを読む

早い夏

きょうは30℃になるかもしれない、と天気予報が伝えていた。7月の気温とのこと。暑い。 昨日夕方はTBSラジオのデイ キャッチに出た。16時半~17時半の拘束、とだけ聞いていて、詳しいことは知らされなかったままだった。到着は16時25分。放送開始は17時10分から20分だった。しかもコマーシャルが込みであったから実質わずか。時間を考えないで話したので、進行の荒川強啓さんにハラハラさせ、話も広げ過ぎた。 考えてみれば、今の50代以下というのは、昔の地域共同体による葬儀も知らないし、1960年代などというのは大... 続きを読む