ハカ について想うこと 合葬墓増加のニュースに触発されて

「合葬墓増加」 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240220/k10014364111000.html のニュースに触発されて、ハカについて想うことを以下少し長く書いてみたみた。 ハカ需要の明らかな変化 墓需要は明らかに承継の有無によらない形態の方に傾いている。ちなみに寺院が設けるものには「永代供養墓」が多く、公営では宗教的表現を排した名称「合葬墓」が多い。 最初は個別埋蔵で一定期間経過後に合葬する形態と最初から合葬する形態があり、最近増加し、公営では主流とあっている... 続きを読む

公開シンポジウム「新型コロナウイルスが葬儀関係者に与えた影響とは」

公開シンポジウムのご案内 「新型コロナウイルスが葬儀関係者に与えた影響とは」 日本葬送文化学会 ■概要 テーマ:「新型コロナウイルスが葬儀関係者に与えた影響とは」 日時:2024年1月20日(土)13時半開場、14時~17時  会場:名古屋学院大学名古屋キャンパスしろとり希(のぞみ)館 4階406教室 (名古屋市熱田区熱田西町 1 番 25 号) 参加料:無料(どなたも参加できます) ■シンポジウム発題者および発題内容 ・玉川貴子さん(シンポジウム実行委員長。名古屋学院大学現代社会学部准教授) 「コロナ禍... 続きを読む

樹木葬フォーラムin仙台

日本での樹木葬は岩手県一関で始まった。 今話題の「樹木葬」は「墓石を使わない墓」というイメージだが、最初の樹木葬は森とその周辺の自然の再生と葬送を結び付けたダイナミックなものであった。 この樹木葬フォーラムが仙台で開催される。 最初の樹木葬はどんな理念をもって始められ、今どうした次元に達しているのか知っておいていいだろう。 知勝院を中心とした久保川イーハトーブ自然再生協議会が日本自然保護協会の日本自然保護大賞を受賞した。 知勝院樹木葬は1999年に開始した。 ... 続きを読む

筑豊の子供を守る会 総括3「筑豊の子供を守る会の解体とその後の個人的変遷」

これは2023年1月の国際基督教大学平和研究所でのシンポジウムで発表したものである。 主催者から私が筑豊の子供を守る会の解体後に政治的な学生運動に参加した者として関連して話してほしいという要請があったものであるから、個人史とからめて話した。 また、このときの発表についての原稿もあるので、この際ここに掲載することにする。 1.筑豊の子供を守る会の解体とその後の個人的変遷(発表スライド) 以下の原稿は、この発表用に用意したもので、いわば当日に上記のスライドを用いて口頭で説明した内容に近いものとなっている。 ... 続きを読む

筑豊の子供を守る会 総括2「筑豊の子供を守る会の歴史」

筑豊の子供を守る会の総括2「筑豊の子供を守る会の歴史」を取り上げる。 本稿は2022年にまとめたが、あくまで個人的に会がどのようなものであったのか、当時の資料から整理抜粋してまとめたものである。 これは一般公開していない。関係者にのみ配付したものである。 1960年から始まり67年の解散に至るまでの大まかな経緯を読み取ってもらえると思う。 私の発言もあくまで半世紀以上前の20歳前後のものである。 会員のさまざまな声(当時)も取り上げている。 後期が多いのは私が直接係わったことによる。 私の発言もあくまで当... 続きを読む