葬送基礎用語の解説

葬研「碑文谷創の葬送基礎講座16」が本日更新された。 今回のテーマは「葬送基礎用語の解説」 https://souken.info/himonya16 いわば「葬送用語小事典」である。 全体の構成と収録語、関連語は、以下のとおり。 今から考えるともう少し掲載語を増やしておきたかったと思うが(火葬、霊柩車、エンディングノート等)、コンパクトに今の葬送を囲む状況を知る、ということでは有用かと思う。 1.現代社会と死 ▼多死社会▼在宅死—増える老人施設死(在宅ケア/老老介護/認認介護/介護離職)▼自死(自殺)... 続きを読む

『HASEの金曜は聴きこみ寺』に出演中

Facebookではシェアしてお知らせしたが、群馬県太田市にある瑞岩寺の住職長谷川俊道さんの 『HASEの金曜は聴きこみ寺』 http://podcast5.kiqtas.jp/kikikomi/ に出ている。 おそらく全3回ですでに1~2回目が放送されている。 長谷川さんは坊さんとしてはさまざまな経験をされた方で、新しい動きにも敏感な方である。 Podcastも長くやっている。 私と違って滑舌が良い。 長谷川さんとは新潟の妙光寺で出会ったことをきっかけに交流が始まった。 南直哉さんの話を聴きに瑞岩寺に... 続きを読む

戦場が兵士の心を蝕む

朝日新聞8月16日朝刊に「(消された戦争 記録と記憶:3)見過ごされたトラウマ」(木村司記者)という記事が掲載された。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S13637456.html?ref=pcviewer YAHOOニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180816-00000007-asahik-soci 「戦場での体験や軍隊生活を原因として、心に傷を負った多くの日本兵がいた。しかし、そうした人たちは、この社会... 続きを読む

遺族のケアで考えるべきこと 「死別」ということ―葬祭サービスとは何か?(3)

「葬祭サービスとは何か?」の第3回である。 第1回は、「葬祭サービスの歴史的文脈」 https://hajime-himonya.com/?p=1563 第2回は、「死者・遺体の尊厳を守る」 https://hajime-himonya.com/?p=1565 ■「遺族ケア」の文脈 日本の葬儀で「遺族のケア」が課題になったのはそんなに古いことではない。 1990年代以降のことである。 特に米国から「グリーフワーク」、「グリーフケア」という言葉が紹介されてからである。 米国では、特に戦後のサナトロジー、デ... 続きを読む

民俗、習俗にとっての遺体ー遺体論④

「遺体論」は今回をもって最終回とする。 民俗、習俗において「遺体」とはどういう存在だったのか?―遺体論④     はじめに 古来、日本人は遺体をどうとらえていたのであろうか? ここで葬儀習俗に残るものを手掛かりに述べるが、そういう形に定着するまで時代変遷があったはずである。 たとえば民衆が地域共同体を確立する以前はどうであったか? 都市での民衆の死体が路傍や川のほとりに棄てられていたという光景が伝えられるが、そこで民衆は人の死、そして遺体をどういう目で見ていたのだろうか? 単純に... 続きを読む