青木新門さんとの対談ー死生観、遺体観、葬送の25年を振り返る

2015年9月に雑誌『SOGI』通巻150号のための青木新門さんとの対談が行われた。 「編集長インタビュー」というのがそのコーナーである。 これは特集記事でもあったので分量が多いことは予めご理解いただきたい。 目次も付したので、少しずつ読んでいただいたら、と思っている。 既報のように、本年(2022年)8月6日、青木新門さんは85歳の生涯を終えた。 8月9日の通夜、10日の葬儀に富山に弔問にうかがった。お顔もじっくり拝見し対面。30年のお付き合いにお礼を申し上げる機会を与えられた。 遺された奥様、娘さん... 続きを読む

青木新門さん逝く

  訃報 2022年8月7日北日本放送 小説「納棺夫日記」などで知られる、富山市在住の作家・青木新門さんが6日亡くなりました。85歳でした。 青木さんは1937年、入善町に生まれ、1973年に現在のオークスに入社しました。その後、遺体を棺に納める「納棺」など葬儀の現場での体験をつづった「納棺夫日記」を発表し、この作品は2008年に日本映画で初めて、アメリカ・アカデミー賞の外国語映画賞を受賞した、高岡市福岡町出身の滝田洋二郎監督が手がけた映画「おくりびと」の原点になりました。 遺族によりますと... 続きを読む