きょうは少し暑いくらいだ。 ベランダでタバコをくゆらす。下を親子連れが何か話しながら歩いている。先ほどは父親と4人の息子。その横を中年にさしかかったカップルが手をつないで通り過ぎる。自転車に乗った中年の男が走り去る。犬を連れた女性が通る。私はそれを黙って見ている。 少し校正をする。他人の文章は常に刺激的だ。それは人の取材にしろ自分とは視点が異なるからだ。そういう見方をすると取材された人はこう答えるんだな。自分の視野がえらく小さく見える。 原稿にはまだ手がついていない。原稿というのは試合のようなものだ。とり... 続きを読む
月: 2012年10月
再び、40年前のこと
すっかり秋。 昨夜は同年輩の古い友人たちと渋谷で飲んだ。久しぶりに会った元記者は話す言葉は変わらないのだが、風貌は一変。髭面で現代の仙人の趣。『キリスト教界と東神大闘争』出版のお祝いということでご馳走になった。利害関係がまったくない友人とご一緒させていただいたことはありがたかった。中には50年来の友人もいた。 自分を賭した思想闘争のつもりが、相手の教授会では、公安からの入れ知恵だろう、党派の奪権闘争と位置づけられ、彼らの行動、言動のすべてが合理化され、正当化されたことが40年経過して明らかになった。そこに... 続きを読む
手順を忘れる時
10月だというのにまだ温度が高い。いったん温度が下がり「秋」になる前「は残暑」と言い、今かつての暑さに匹敵しても「残暑」とはもう言わない。「秋晴れが続く」などという。 昨日に京都より帰ってきたが、全国みな似たり寄ったりの天気、温度で南が温暖で北が涼しいということも特にないようだ。 私も夏用ジャケットをもつようになったが、きょうはその下は半袖のTシャツである。衣替えという雰囲気でない。夏用ジャケットの出番がやっときたという感じである。 前に使用していたUSB接続のハードディスクをまた接続しようとしたらうまく... 続きを読む