歳末に風邪 弁解とあれこれへの想い

歳末、風邪をひきました。昨日(27日)咳き込むことが多かったのですが、若い時から時折り起こるもの、と甘く見ていましたが、夕方になり、明らかに風邪の症状。昨夜は早めの22時頃に帰宅準備。家に帰りパブロンを飲み、早々に寝ました。 今朝は症状はいくぶん軽くなりましたが、対策は緩めず、早期の回復に努めます。 今年は私にとっては慌ただしい1年でした。原稿が玉突き状態で遅延し、あちこちに迷惑をおかけしました。 積み残した大物もあり、年末年始はこれに取り組むつもりです。関係各位には、心からお詫び申し上げます。 60代に... 続きを読む

女たちのお葬式

10月25日付で新しい本が出た。 この会の初期にはささやかだが関係したので、出版のお祝いを兼ねての紹介となる。 『女たちのお葬式』(太田出版、本体1,000円) 本書は、札幌にあるNPO法人葬送を考える市民の会(以下、市民の会)が著した。 市民の会は1997年に女性8人を創立メンバーとして発足。 当時、全国で市民参加の葬送への取り組みが行われており、 「札幌から新しい葬送文化を作り出そう」 との意気込みでスタート。 「生まれるときに助産婦さんの助けを受けるように、逝くときにも手助けは必要である。死をタブー... 続きを読む

12月7日17時18分

昨日(12月7日)17時18分ゆっくりと揺れ出し、だんだん強くなり最後は大きく長い横揺れ。1分くらいだというから揺れの長さは11年3月11日14時46分の巨大地震の長さの半分以下。M7.3は3.11のM9.0の200分の1とかなり小さかった、とテレビで専門家が解説していた。おそらく多くの人が思っただろうが、その揺れ方は3.11を確実に思い起こすものであった。フラッシュバックした人はかなりいるだろう。 私の本棚は3.11の痕跡をいまだ残している。地震ですっかり本が落ちた後、緊急に適当に本棚に縦横ばらばらに入... 続きを読む

孤独死、孤立死の用語はこれでいいのか?

3日前に久しぶりにブログを更新しようと思い立って、いつものように長く書いていたのだが、最後の段階で手順を誤り、なしの状態になった。 こういった失敗はこれで数度目。ココログに嫌われている? 本日問題にするのは「孤独死」「孤立死」という用語の問題。私もこれまではこの用語を使ってきた。以下、『現代用語の基礎知識2012』 ▼孤独死 単独世帯の増加により在宅でのだれにも看取られない単独死が増加している。なかでも本人の生前の人間関係が薄い一人暮らしで、死後2週間以上(なかには1年以上)経過し、腐敗し、さらに進行し... 続きを読む

ふつうの時間

きょうは少し暑いくらいだ。 ベランダでタバコをくゆらす。下を親子連れが何か話しながら歩いている。先ほどは父親と4人の息子。その横を中年にさしかかったカップルが手をつないで通り過ぎる。自転車に乗った中年の男が走り去る。犬を連れた女性が通る。私はそれを黙って見ている。 少し校正をする。他人の文章は常に刺激的だ。それは人の取材にしろ自分とは視点が異なるからだ。そういう見方をすると取材された人はこう答えるんだな。自分の視野がえらく小さく見える。 原稿にはまだ手がついていない。原稿というのは試合のようなものだ。とり... 続きを読む