忙中本を読む

雨が降り、少々寒い日が続きます。ピンポイントの新宿区の予報を見たら、夜9時頃に上がり、明日からまた20度超えの普通の天気になるらしい。 決まってこの時期は忙しいのだが、仕事が乗らないので、つい横に置いてある本を見てしまう。そうした罪悪感を抱きながら見ているのは『大江健三郎 作家自身を語る』(本体1800円、新潮社)尾崎真理子さんという読売新聞の文芸記者がインタビューして、これに大江自身が応えるという形で進む。 大江の初期の作品、大江自体が「観念的な、イマジネーションだけの小説」と振り返る作品は、当時の私を... 続きを読む

死生学?

今朝の道路はいつもに比べて少し空いていました。ゴールデンウイークに突入された方がすでにおいでのようで。少し雨が、東京はきょう曇雨との天気予報。 「連休はどうされますか?」がこの時期の合言葉のようになっていますが、私は変化しません。連日、事務所に出勤しております。葬祭業界に働く人にも連休はありません。 さて「死生学」という言葉が大流行の感がします。アルフォンス・デーケン先生(上智大学名誉教授)がサナトロジー(タナトロギー)を日本語訳に「死生学」と名づけたのが最初。デーケン先生には先生なりの主張があってつけた... 続きを読む