平和の礎―戦争を記憶する沖縄、忘却する本土

6月23日は沖縄の「慰霊の日」であった。 糸満市の平和祈念公園で沖縄戦戦没者の追悼式が行われた。 沖縄タイムズは追悼式の模様を次のように報じた。 翁長知事、相次ぐ事件・事故に憤り 沖縄全戦没者追悼式典 http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/105028 沖縄戦から72年「戦争はもう嫌だ」 慰霊の日、島を包む平和の祈り http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/105014 朝日新聞では「慰霊の日」にちなみ鉄血勤王隊の生存... 続きを読む

「個人化」という社会の問題―葬送を小手先で考えるな!

葬儀の「個人化」現象は1995年前後から明確になり、それから20年。 これが葬儀だけの問題ではなく、今日本社会に大きく進んでいる「個人化」という大きな問題の現象の一つである。 この問題に切り込んだ経産省の20代、30代の若手のレポート「不安な個人、立ちすくむ国家」が注目を浴びている。 これを報じた朝日の今朝(2017年6月13日)の記事社会保障「現役世代に冷たい」 経産省若手、異例の提言http://digital.asahi.com/articles/ASK6D4GVQK6DULFA01D.html?i... 続きを読む

認知症―報道に学ぶ

私の母は4年前99歳の1ヶ月前にして死亡。10年以上認知症であった。 母は最初の頃こそ私を息子と認識していたが、そのうち「息子」とは私が小学生時代のことを言い、目の前にいる私を「親しい人間」とはわかっていたが息子とは認識しなかった。 全ての記憶がなくなったわけではない。フィリピン戦線でどういう経緯で死亡したかも不明なままに弟の「遺骨」なるものが戦死公告と共に送られてきて、開けてみたら石が1個だけだったことは、最期まで憤怒と共に繰り返し語っていた。 父が87歳で死亡した時、2歳下の母は既に認知症だったからそ... 続きを読む

あのとき それから 1990年日本初の樹木葬

昨日2017年5月31日朝日新聞夕刊特集「あのとき それから 1999年(平成11年)日本初の樹木葬」(記者:帯金真弓さん)が掲載された。 http://digital.asahi.com/articles/DA3S12965781.html?ref=pcviewer いま樹木葬は中国、韓国でも人気らしいが、起源は1999年に岩手県一関市の祥雲寺(当時:現在は知勝院)が山ごと「樹木葬墓地」として許可を得て開設したのが最初。自然保護活動と葬送を一体化した提案であった。http://www.jumok... 続きを読む