日本人の死生観と神葬祭

本日(12月16日)葬研「碑文谷創の葬送基礎講座」の18回目 日本人の死生観と神葬祭 https://souken.info/himonya18 がアップされた。 葬儀を宗派別に見ると、最近こそ減少傾向にあるものの仏式が8割を超えている。 神葬祭は2%にすぎない。 2017(平成29)年1月発表の日本消費者協会「第11回 葬儀についてのアンケート調査」によれば次のようになっている。 仏式    87.2% 神式    2.3% キリスト教 1.8% 無宗教   3.5% その他   1.8% 無回答   ... 続きを読む

どんなことを話してきたか

今回、シリーズで講義していたものが一段落したので、雑誌を終えた後の2017年以降に話してきたテーマを一覧しておく。私自身の整理という意味が大きい。 講演・講義はすべてPowerPointにしている。 ブログで一部は報告しているが、ほとんどはこれまで記載していなかったものである。 ・変わり続けるお墓と葬送のいま ・現在の「葬送」を考える ・民衆にとっての墓の変遷 ・変わるお墓と樹木葬 ・日本人の葬儀観と死別 ・火葬とそのコンテキスト ・揺れ動く日本人の死生観 ・「死体現象」とは 遺体は公衆衛生上安全か? ・... 続きを読む

人の死を看取り、弔い、葬ること

12月2日に葬研「碑文谷創の葬送基礎講座」が更新された。 テーマは「人の死を看取り、弔い、葬ること」https://souken.info/himonya17 このテーマで書くことは何度目かになる。 私にとってはメインテーマともいうべきもので、これについて触れないと、なにか忘れ物をしたような気がして落ち着かない。 そこで10回に1回とまではいかないが、このテーマにときどき立ちかえることになる。 データはいつも最新であることに気をつけている。 データがすべてでは無論ないが、データを時系列で見ることで時代が浮... 続きを読む