ケイタイをなくした

先週の土曜日の話。11時半頃、仙台駅構内では一度ケイタイを確認した。タクシーで東北大学文学部のある川内へ。控室で打ち合わせ後、講演会場へ。私がした基調講演後の休憩時に荷物を改めたところがケイタイがない。控室も探したが出てこない。翌朝、仙台駅構内の忘れ物の部署に行ってもない。タクシー協会は個人と2つあるが日曜日で休み。日曜日に一関でとりあえずケイタイを止める。月曜帰京後2つのタクシー協会に電話したがなし。ドコモショップに補償を申請。火曜日に代替機が届いたが、電話番号、メールアドレスは今までので使用できるが、... 続きを読む

想像力が欠如した民俗学

例えばこんな習慣がある。 東アジアのある地域では小さな子どもの死に際し、葬式をしない。それは後に生まれ変わり再生することを願うからだ、という。 日本にも昔、こうした習慣があった地域がある。小さな子どもの死に際してきちんとした葬式をしなかった。 貧しく、医療サービスがいきとどかず乳幼児の死亡率がすさまじく高い時代のことである。 戦後の日本では乳幼児の死亡率が急激に減少し、その結果、死亡率も低下し、平均寿命も伸びた。 小さな子どもの葬式をしないと聞いて、生まれ変わっての再生を願うという観念が当然とされる子ども... 続きを読む