葬儀Q&A

Q95 在宅で夫を看取れるか?

 

Q.88歳になる夫が終末期に入りました。夫はしきりに家に帰って死にたい、と言います。しかし、私は病弱で世話をする自信がありません。娘が近くにいるのですが、娘に負担をかけるのにも躊躇してしまいます。(83歳女性)

A子どもが思うよりも高齢者は終末期や死後のことについて意思を伝えておきたい、と思っているようです。子ども側に「そうした話はまずいのではないか」という配慮がありすぎるようです。
 エンディングノートを渡して書いてくれるように望むのは難しいケースが多いです。むしろエンディングノートはあなたの手元におき、時間をかけてご両親の意思を聞き取り、あなたがまとめておかれるのがいいのではないでしょうか。

 エンディングノートは全部を埋める必要がありません。肝心のところが聞き取れていればいいとしましょう。
 ある程度まとまったら、ごきょうだいがいらっしゃれば来ていただき、皆の前で読んで確認するといいでしょう。ご家族が皆でご両親の意思を確認することは大切なことです。
 ご両親が今は内緒にしたいことがあれば、書いてもらい、それを皆の前で封をし、しまっておく場所を確認します。

 心配ごとがあればお子さんで手配して専門家の意見を聞くなどして解決しておくといいでしょう。
 財産に関することで希望があれば公証役場に行って公正証書の遺言を作ってもらうこともできます。拡散してわからなくなると困るので、置き場所を教えてもらうといいです。

 事務的なことも大切ですが、ご両親のお子さんたちへの希望、期待することをきちんと聞き取ることです。案外と両親の気持ちを知るということは難しいです。
 聞き方も大切です。何より両親の想いを引き継ぐ姿勢があることが求められます。遺産のことも大切ですが、それにばかり目が向くと、親は想いを話すことができなくなります。

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