葬儀Q&A

Q96 エンディングノートを親に書いてもらうには?

 

Q.両親が80歳を越えました。病院には通っていますが、まあ元気にしています。歳ですから親の最後の希望のことも考えてしまいます。エンディングノートを書いてもらいたいのですが、どう話したらいいでしょう。(56歳女性)

Aおそらくご夫婦2人暮らしのようですね。ご自分が病弱であると不安はもっともなことです。全部を家族で完璧にしなければいけない、と考えるなら、それはできないでしょう。また、配偶者も自宅がどんな暮らしかわからないで言っているのではないでしょう。充分な看護、介護ができなくとも、家族と最期を過ごしたい、と思っているのではないでしょうか。

 在宅ケアを希望されるなら、まず医療面では病院の医師にご近所の訪問治療を行ってくれる開業医を紹介してもらい、医師同士の情報の交換をしっかりやってもらうことです。
 生活面では介護保険を用いた介護を受けられるように手配します。まず市区町村の介護保険課に行って相談するとよいでしょう。近所に地区担当の民生委員がいると思いますので相談するとよいでしょう。ご自分が世話をできないことを話してどういったサービスを受けられるかを相談します。
 こういった相談は娘さんにやってもらうといいかもしれません。

 こうした公的なサービスを受けることによって、家族だけではとうていできないことも可能になるでしょう。
 もう一つは、完璧を望まないことです。充分な身体的世話は難しいとしても、一緒にいる時間を大切にすることです。

 娘さんとは連絡がすぐ取れるようにしておくといいでしょう。
 終末期ということは配偶者も知っていて自宅がいい、と考えておられるのですから、病態が変化しても慌てないことです。価値の中心を本人が自宅にいられること、に置いて、治療して回復することは二の次にされるといいでしょう。

 娘さんにも多少は負担をかけるでしょう。しかし、あなたの意思として「無理しないで」と伝え、できる範囲での支援にしてもらうといいでしょう。お子さまが他にもいれば、こういうことになったから、と話して、娘さんだけにかたよらない、できる範囲での支援をお願いしておくとよいでしょう。

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