葬送用語事典

な〜の

なおらい(直会)

神事の後に神前に供えた酒、料理で行う宴席のこと。神葬祭で葬儀後に行う会食のこと。参照「料理」。

ねんぶつ(念仏)

「南無阿弥陀仏」の名号を唱えること。

のうかん(納棺)

遺体を棺に納めること。

のうこつ(納骨)

遺骨を墓地の墳墓や納骨堂に納めること。

のうこつどう(納骨堂)

法律的には「他人の委託を受けて焼骨を収蔵するために、納骨堂として都道府県知事の許可を受けた施設」のこと。遺骨を一時預かりするだけではなく、墓地使用同様に長期預かりもある。北海道や九州には納骨堂利用が多い。

のうし(脳死)

脳の機能が失われたことをもって判定される死。臓器移植カードなどで本人が脳死判定に同意し、家族も同意した場合に行われる。従来は脳死と心臓死の時間的差はあまり問題ではなかったが、医療技術の進歩により人工呼吸器(レシピレータ)が開発され、脳死に至っても心臓は動き血流が身体を回るという現象が生じた。脳死に至ると人工呼吸器をつけても通常で1週間程度、長くても1ヶ月程度で心臓死に至る。2つの死の概念が出て、どれをもって個体の死とするべきか議論がある。参照「臓器移植」。

のべ(の)おくり(野辺送り)

同「葬列」。

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