福岡から葬式を考える

昨日、電車の中から見た夕陽は大きく、美しかったです。窓にへばりついて夕陽を目で追っていました。 母に会ってきました。今月で93歳、歯も丈夫で何でも食べるし、外を歩くこともできるし、この3年間医者知らずと外見は元気です。いかんせん認知症が進んでいます。おかしなことを言うわけではないのですが、直前に言った、したことを忘れます。夜と朝を取り違えることもあります。でも息子である私はしっかり覚えていてくれたので、安心しました。 飛行機、電車の中で本を読みながら考えていました。それは 葬式の重要性です。 身近な者が死... 続きを読む

一巡

きのうは曇りでしたが、きょうは晴れ秋晴れの天気が続きます。 祖母が90を超えて死んだのがかれこれ30年前になるでしょうか。ついこの間という感じがしますが。 そのときの父、叔父の年齢にいま私たちきょうだいがいることになります。そして息子たちが当時の私たちの年齢です。一巡した感じです。 父の死のことは『死に方を忘れた日本人』でも書きましたので、覚えていてくださる方もいるかと思います。父は5人兄弟(男ばかり)の長男いちばん下の弟は千葉に晩年住みましたが、父と私たちとちょうど真ん中にあたる年齢差でした。私が高校を... 続きを読む