近親者の死、自分の死

今朝はほんとうにポカポカ陽気です。
もう春が来るのかな?

きょうはゴミだしの日
少なかったですが、気持ちを新たにするため出しました。

今朝はいいニュース、昨年夏に一緒に新潟へ行ったえりぼんさんが何と修士論文で専攻のトップ賞とのこと、がんばっている様子をブログで見ていましたから、自分のことのようにうれしいです。

昨日は本来は大阪で講義の予定
だが私の我侭でキャンセル、学生さんには迷惑をおかけしました。
お詫びに土曜着で私の書いた本を全員分贈りました。

学生さんからお礼と質問状がきました。
自分の書いた本(『死に方を忘れた日本人』)、しかもこれは苦労した本ですから、批判はあってもちゃんと読んでもらえるのはうれしいです。
全部読んでいただければ、3時間の講義よりも受け取っていただけるものは大きいはずです。
ま、言い訳ですが。

その質問と私の回答の一部はこんな具合です。

> ・「きょうだい」は、何故ひらがなで表現されたのですか。

「きょうだい」の関係は兄弟姉妹といろいろあるからです。姉弟もあるでしょう。私は姉兄がいます。近年は書くもの全てで「きょうだい」と平仮名表記しています。

> ・お父さんの死について第三者に語れるようになったのは、いつ頃からですか。

死後1週間で父の死を原稿にしました。そのときの感情は後になっては書けないと思ったからです。
話すようになったのは半年後くらいでしょうか
自分自身体験したことを抜きに書いたり、話したりできませんから。
ちなみに叔父3人の死についても原稿にしています。

> ・先生は、ご自身の葬儀で祭壇を使いたいと思われますか。

祭壇を使わない理由は特にありません。但し、私はキリスト教徒ですので、白木の祭壇は用いません。

> ・エンディングノートをお書きでしたら、拝見させていただきたいです。

公表の意図はありません。

もう少し続くのですが割愛。
いずれにしろ反応が早いというのはうれしいものです。

学生さんには私にはない「若さ」があり、これから切り拓いていく「未来」があります。それぞれの方が心豊かに大きくはばたいてほしいと心から願っています。

ちなみに叔父たちの死についてはここに書きました。

父の末弟の叔父、よく子どものとき遊んでくれました。
http://www.sogi.co.jp/sub/zuiso/sk37.htm

父のすぐ下の叔父、何かと世話になりました。
http://www.sogi.co.jp/sub/zuiso/danshou.htm#ojinosaigo

母の弟の叔父、私の高校時代の保証人でした。
http://www.sogi.co.jp/sub/zuiso/danshou.htm#kacho

そして父の死、死後1週間で書いたものです。これは『死に方を忘れた日本人』(大東出版社)に書きました。

私自身の死に方については
「私的『理想の死に方』」でこんなことを書いています。
http://www.sogi.co.jp/sub/zuiso/sk85.htm

他にも友人の死を書いたり、身を削って書いています。
私にとって「書く」という行為は身を削る作業としてあります。

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投稿者: Hajime Himonya

碑文谷 創(ひもんや・はじめ)/ 葬送ジャーナリスト、評論(死、葬送)、 元雑誌『SOGI』編集長(1990~2016)/ 【連絡先】hajimeh46@nifty.com/ 著書 『葬儀概論(四訂)』(葬祭ディレクター技能審査協会) 『死に方を忘れた日本人』(大東出版社) 『「お葬式」はなぜするの?』(講談社+α文庫) 『Q&Aでわかる 葬儀・お墓で困らない本』(大法輪閣)  『新・お葬式の作法』(平凡社新書) ほか/

「近親者の死、自分の死」への3件のフィードバック

  1. 「死に方を忘れた日本人 碑文谷創著 定価2800円+税」をプレゼントされた学生さんは、ラッキーでしたね。どうせなら、トラブル相手にも差し上げれば良かったのに~。
    言葉を大切にされるこだわりと、誰にでも惜しげもなく情報提供される碑文谷さんの人柄が魅力ですよねー♪(ヨイショ!)

  2. お恥ずかしいことに責任者の方はご家庭の事情で不在だったようで、一人相撲をとっていたようです。結果、失礼なことを書いたことになり、お詫びします。その部分削除しました。

  3. 良かったですねー、誤解が解けて。
    よかった、よかった!

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