暖かな元旦、暗い予感

新年あけましておめでとうございます。

きょうの東京、よく晴れて、風はあるものの、日差しもあり、いい天気です。

年賀状をまだ書いておらず、失礼しています。
週末には書こうかと思っておりますので、ご寛恕たまわりたく、お願い申し上げます。

今年の長野・松本・神宮寺住職である高橋卓志さんから年賀状代わりにいただいたのは分厚い封筒に入った本。
高橋卓志『奔僧記』(本体1600円、信濃毎日新聞社刊)
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4784070974.html

信濃毎日新聞のタウン誌のコラム10年分!
読み応えがある。
寺や僧侶に期待する人しない人、寺や僧侶を非難する人そうでない人、僧侶である人そうでない人、世の中なんか変だなと思っている人そうでない人、ターミナルケアに関心のある人そうでない人、ボランティアに関心のある人そうでない人、誰でもいい、読んでみることをお勧めする。

といって私はまだ読み終えていない。10年かかって書いたもの、パッパと読んだら失礼である。
高橋さんも「1日2ページ読めば120日もつ」と言っている。コラムだから関心のあるところからチョコチョコ読むことができる。
何か○チャンネルで「松本のラスプーチン」とやられたとか。
この人、簡単に骨のあることを書く。

きょうは私の書き始めである。
ブログもそうだが、原稿の。

私が前に「今年(2008年)中に本を出す」と書いていたことを記憶している方があるかもしれない。
「どうせアイツのことだから当てにならない」と思っていた人は正解だった。2008年には出なかった。
しかし、だが、遅れたことは事実だが、おそらく(あまり自信はないが)、3月くらいにはほんとうに出そうだ。
私は怠け、編集者が奮闘してくれている。いま再校中。
編集者が同じ岩手県出身。彼にはほんとうに迷惑を書けている。

日経BPのネット連載「セカンドステージ冠婚葬祭」は2007年2月9日に始まり月2回アップしている。
結構読まれているらしく、きょうのところはランキング1位。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/secondstage/manabi/ceremony/index.html

2009年もネタ切れにならなければ書く予定。
47回となった。自分でもよく書いたと思う。
48回目からQ&A形式にする。質問があれば寄せてくれれば、そしてこちらに回答能力があれば、書かせていただく。
小誌のホームページ
http://www.sogi.co.jp/
の目次の「ご意見をお待ちしています」をクリックしていただくとメール記入ページになっている。

昨夜紅白を観ていたらメッセージ性の強い歌が多いのに気づく。そういう歌が多いのか、演出の意図でそうなったのか?
話題の森山直太郎「生きてることが辛いなら」
http://www.naotaro.com/special/ikite_ly.asp
ここまで歌えるようになったというのは感慨深い。
ただ、もっとあがく歌詞でもいいな、と思ったが、それでは紛糾するだろう。このくらいでも結構問題になったらしいから。

生き辛い世の中で、昨日の紅白では「がんばれ、がんばれ」のメッセージが溢れていた。
しかし、予感するに、今年はもっと悪くなりそうだ。
情況という奴の話だが。

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投稿者: Hajime Himonya

碑文谷 創(ひもんや・はじめ)/ 葬送ジャーナリスト、評論(死、葬送)、 元雑誌『SOGI』編集長(1990~2016)/ 【連絡先】hajimeh46@nifty.com/ 著書 『葬儀概論(四訂)』(葬祭ディレクター技能審査協会) 『死に方を忘れた日本人』(大東出版社) 『「お葬式」はなぜするの?』(講談社+α文庫) 『Q&Aでわかる 葬儀・お墓で困らない本』(大法輪閣)  『新・お葬式の作法』(平凡社新書) ほか/