歳をとったら怒りやすくなった

きょうは久しぶりに晴れた。
昨日までの降っているのか止んでいるのかはっきりせい!といったぐずぐずぶりが一掃された。

きょうは健康診断。
昨夜は夜9時までに食事を済ませよとのことで、8時半に帰宅。
眠剤飲んで早く寝たら、朝5時半に起きた。
6時半からのテレビ体操をして、といっても9時から、それもすぐ近くの2年前に入院した病院だから、飯もコーヒーも飲めないとすることがない。7時から30~40分また寝た。

検診の結果はまだ出ないが、メタボと肝臓の値で飲酒を控えるように書かれるだろう。
ということで、医師の診断では自分から言っておいた。

このところ、すぐ腹を立てているような気がする。
客観的には怒るまでのないことかもしれないが、なぜか「許せん!」と偉そうな(自己嫌悪!)腹立ちようなのだ。
きっと老化のせいだろう、と迷惑被害者には思ってもらうしかない。
おそらく老化は事実だろう。

最近腹立たしいのは「マーケティング」
何かこれだけで全てを切り取って、状況を謙虚に理解しようとしないやから。
そいつらが謙虚に学ぼうという姿勢があればいいが、「教えてやろう」みたいな面をされりゃ、腹が立つ。

ほかの人がブログで批判していたが、
http://funeralservice.livedoor.biz/archives/404043.html

同感なのは
窪田順生『死体の経済学』(小学館新書)という本の酷さ。
素人はこれで何か知ったつもりになるかもしれないが、内容にも信頼性がなく、葬祭業への差別意識と偏見に満ち満ちた、低俗という言葉がぴったりの本だ。
人間が低俗でないと、ここまで酷い本は書けない。卑しいのだ。
けっしてこの本から事実らしいという引用をしないこと。学生さん方は要注意だ。免疫も知識もないから。
こんなくだらない本を1冊出すと、あたかも専門家のような面をして雑誌でコメントしている。
私も小学館から本を出しているが、これは小学館だって品性も出版社としての良識が問われる。こっちも恥ずかしくなる。
出てすぐ読んで、腹を立てて隅っこに放り投げていたのだが、他の人がブログで的確に批判していたものだから、やっぱり酷いものは酷いということを言っておこうと思った。

低劣なものに腹を立てると、こっちまで低俗な文章になってしまうが、己は元々低劣、だが正義面だけはすまいと思っている。

どうもいろいろ仕事が先に進まず、皆さんに迷惑をかけているストレスの吐き出しの感があるが。
読み飛ばしてくだされ。

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投稿者: Hajime Himonya

碑文谷 創(ひもんや・はじめ)/ 葬送ジャーナリスト、評論(死、葬送)、 元雑誌『SOGI』編集長(1990~2016)/ 【連絡先】hajimeh46@nifty.com/ 著書 『葬儀概論(四訂)』(葬祭ディレクター技能審査協会) 『死に方を忘れた日本人』(大東出版社) 『「お葬式」はなぜするの?』(講談社+α文庫) 『Q&Aでわかる 葬儀・お墓で困らない本』(大法輪閣)  『新・お葬式の作法』(平凡社新書) ほか/