あと2年

梅雨明けしたのですかね。
でも、まだ蒸しています。

このところ少し安定しています。
でも、なかなかはかどらない。

先日生命保険の会社の方が来られて、いまの生命保険があと2年でガクンと保障金額が下がるので、乗り換えたらどうですか?
という提案。

私は病気をして以来、新しくは生命保険に入れてくれないのですが、大丈夫ですか?
とたずねたら、いわば継続ですからかまいませんとの回答。

あと2年、というのはすぐ先のようで、しかしまたずいぶんと先のようで。
正直、ずっと先という感覚のほうが実感に近いです。
そこまでもつかな、というおもいですね。

日常は追われていて、10年前のことも昨日のような感覚なのですが、先の話は到達不可能な世界にも思います。

原稿に追われていると、来週には書き終えないといけないものでも、いやほんとうは昨日にも書き終えていなくてはならないものも、書き終えるということが自分で信じられていないのです。

今年の夏は私にとっては「陰鬱な夏」になる予感。

やわな文章ばかり書いていると、自分は何を書きたいのか、わからなくなってしまいます。

ときどき学生時代に書いたものを読み返すのですが、自分はそのときの課題をさっぱり深めていないな、という寂寥感が。

わーっと叫びたい思いと、俺ほど卑小な存在はないという思いと、何かいろいろな思いが、グチャグチャしています。

こんなこと言わずもがななのですが、時間を刻むということは苦痛でしかないのではないか、と誰もが経験している青臭さ、それを63にもなるいい大人が、恥ずかしげもなく、いや、とてもとても恥じているのですが、こんな言葉を並べること自体が破綻している、というか。

いまの私にとって眠るというのは頗る快楽で、この快楽を旅行中には味わっているくせに、夜は薬に完全に依存しています。
夜は眠りを手に入れたいと切に願いながら、薬のせいで、いつの間にか眠っている、という不自然さ。
でも、これがなかったら、もうずっと前に破綻していたわけで、そう考えると、私に明日(あした)を、あさってではなく明日をかろうじて保証してくれているのは薬であると思うのです。
でもいつかは切れるのですが。

昨夜は遅くまで仕事をしていたので、きょうは体力がなく、もう帰ります。
明日出かける予定が幸いなくなったので、明日、少し仕事を取り返せたらな、といまは思っているのですが、どうなることやら。

つまらない呟きでした。
おやすみなさい。

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投稿者: Hajime Himonya

碑文谷 創(ひもんや・はじめ)/ 葬送ジャーナリスト、評論(死、葬送)、 元雑誌『SOGI』編集長(1990~2016)/ 【連絡先】hajimeh46@nifty.com/ 著書 『葬儀概論(四訂)』(葬祭ディレクター技能審査協会) 『死に方を忘れた日本人』(大東出版社) 『「お葬式」はなぜするの?』(講談社+α文庫) 『Q&Aでわかる 葬儀・お墓で困らない本』(大法輪閣)  『新・お葬式の作法』(平凡社新書) ほか/

「あと2年」への2件のフィードバック

  1. 初めまして。香川県に住むyumimuyと申します。
    近くの図書館で「新・お葬式の作法」を借りて昨日読み終えました。
    葬儀の一部?になるでしょうか。携わるものとしてあまりにも色んなことを知らないままだったのでこの本で学ばせていただきました。偏りのない感じがとてもよかったです。
    ・・・言葉を知らなくてすいません。うう・・・
    来週には新刊が出るんですね。
    この新・お葬式の作法と合わせて購入させてもらおうと思います。
    久しぶりに良い本に出会えました。この出会いに感謝です。
    暑い日が続きますがどうぞご自愛下さい。

  2. yumimuy様
    『新・お葬式の作法』(平凡社新書)からここのブログまで来ていただき、ありがとうございます。
    書く者にとっては、読んでいただける、ということだけがうれしく、励ましになります。
    来週の連休明け(21日)あたりに講談社+α文庫から新刊『「お葬式」はなぜするの?』が出ます。
    本日講談社さんから見本が届きましたが、なかなかポップなデザインです。
    編集者は「手に取りやすいように」と考えてつくってくださいました。
    内容はどうでしょう?
    皆さん、読んで忌憚のない批評をいただければ幸いです。本体743円ですから税込780円というところです。暑い夏ですがアイス2個くらいを我慢して手にとっていただければうれしいです。

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