暑い。
昨日は福岡日帰りしたが、蒸しており、夜家にたどり着いた時にはワイシャツを絞れば汗がヒタヒタという感じ。
すぐシャワーを浴びた。
私がブログを中断しているときはだいたいが(例外はあるが)忙しくしているとき。
このところ自分でもなぜかわからないのだが予定が詰まっている。
中には候補日を記入しておいて、他の日になったのに、飛行機の予約をとってしまったこともある。
手帳に記入しない予定はすっかり忘れている。
原稿の締切日も予定に記入している。記入し忘れたら、けっして思い出すことがない。催促されて、そんな原稿受けたっけ?と思うが記憶はない。
橋爪謙一郎『お父さん、「葬式はいらない」って言わないで』(小学館新書)
が発売された。
9日にお会いしたときにいただいて、昨日福岡往復便、待ち時間で読んだ。
橋爪さん、一皮向けた感じ。とても説得力のある本だ。
きっといい編集者にも恵まれている。
ジャイアンツのキムタクの追悼試合まで例示されている。幅広い関心を呼ぼうということなのだろう。
彼が「グリーフについて書いている」と聞いたときには心底「楽しみにしている」と言ったが、このタイトルだと教えられたときはずっこけた。
編集者のこうしたタイトル付けの感覚は好きではない。
だが、内容はまっとうな「グリーフ」(死別の悲嘆)と「悲しみの儀式」と位置づけられた葬儀についてとても丁寧な議論を展開している。
「凄いなぁ」と感嘆しながら読んだ。
また、ここまでかという配慮に溢れている。
確かに普通「遺族」と言っちゃうが、「家族ではないが『密接な人』のグリーフ」も大切なことだ。
私なんかは「近親者」を血縁関係に限定しないときに使うが、彼は婚約者、恋人、不倫関係、同性愛のカップルまできちんと例示する。
また幅広い展開。
散骨から改葬まで取り上げる(ちなみに「改葬」の手続きで「2.現在の墓地の管理者に改葬を承諾してもらう」は寺の檀家用墓地では現実的な手続きであるが、法的には「承認」ではなく、現にそこに遺骨があることの証明、つまり墓地では「埋蔵証明」で「納骨堂」では「収蔵証明」である。あ、いつもの悪い上げ足取りになっちまった)。
さらには流行のパワースポットまで取り上げる。
島田さんも先日同席した講演会で「宗教的」と評価していたが、老人には理解できない。
占い、聖別された地などは昔からあったことで、これとスピリチュアルなこと、あるいは宗教性まで見ると際限ないし、ワタシャ嫌いだ。
ちょっとの意見の違い、つっこみどころがないわけではないが、この本は葬儀だけでなく、グリーフについて論じた最良の本の一つである。ここまで書かれると、ちょっと嫉妬する。
橋爪さんもそうだが、最近は民主党の人事を見ても、40代が中心でいちばんいい味を出している。
私などは引退の準備にかからないといけない。
橋爪さんのグリーフの自助グループのルールとして例示しているのを見ると、最近の私、全部該当するじゃないですか。イカンイカン
まだまだ引退など考えないでください!
橋爪さんの本、おもしろそうですね。読んでみます。
碑文谷先生
ありがとうございます。
とってもうれしいです。
本当に素晴らしい編集者に恵まれました。
碑文谷先生には、まだまだ引退していただいては困ります。
僕も頑張って、編集長の負担を減らしますので、これからもよろしくお願いします。
おひさの投稿です。私も、いま読書中です。半分くらいかな・・。うちの社長が買ってきてくれまして・・。今度、ご本人の講演を独占的に受けられるんですよ。たのしみです。どうやら本州西部は梅雨入りした模様・・。関東にもすぐとどくでしょうね。ブログ読ませていただいてます。どうぞ、ご自愛ください。
私は葬儀社で仕事をしている者です
はじめまして
人によって、感じ方の違い、価値観の違い その他諸々・・・おもしろいなあと思いながら読んでいます
聖職者による読経などは必要なのか・・・
私にはいらない・・・でもおばあちゃんはそうは言わないでしょう むしろ読経だけは必要だというかもしれません お寺の人にとっては・・・寺院存続のため
僧侶の友人がいます すごく真面目に毎日のお勤めに励んでいます ご先祖様を大事にしてくれています
葬儀が亡くなったら 彼は仕事をまた探すのか・・・要らない!って断言されるとちょっと辛いので、要らない人もいるし、絶対要る人もいるし・・
お疲れ様でっす。TO 編集長あんどこのwebをご覧になっている皆様。そろそろはじめませんか。誌上会議・・じゃなくブログ会議・・オープン参加で・・入退場フリー。議題は・・これからの葬儀..お寺さんも。葬儀社(全葬連も全互協もJA関連)も、葬儀にまつわる業者さんも、一般の方々も・・・。面白いとおもうけどなー。Sogiもオブザーバーで参加・・・でも・・本当は始まってたりするんですよね。・・・ウズウズ。
一柳さんの「だから、葬式は必要だ。」を本屋で見ました。碑文谷さんが「発刊に寄せて」を書いていらっしゃいました。