東日本大震災 その2

日増しに救助される方も増えてきたが、集落ごとの消失もあり、死者も増えそうだ。
宮城県だけで死者が1万人を超えそうだ。
すると岩手県、福島県を入れると、相当の人数になりそうだ。

東北地方には停電でメールも送れない、送っても向こうで見られない、とか情報が密に取れない。
同じ会社でも連絡が取れないというケースもあるらしい。

自衛隊が入って、救済がぐんと進んだのは喜ばしい。

現地では火葬場が稼動していないところも多い。
仙台ではコンビナートが燃えておりガス供給がストップしているから火葬場は火曜日以降でないと稼動しないらしい。

溺死体の引き上げも進んでいるが、検視が終わらないと納棺はできない。納棺しても火葬場が稼動していない。
神戸との違いは溺死体が多いということ。
身元確認も困難だし、腐敗も進む。

仙台現地とは連絡がついたが岩手情報が少ない。
釜石・宮古・大槌と陸前高田・大船渡・それに宮城だが気仙沼(昔は皆伊達藩)、そこいらがわからない。

救出された人の心のケアも必要だ。

救出された人が遺族というケースも少なくない。

救援体制に備えていてくれる人が多い。
若いエンバーマーが申し出てくれている。
ありがたいし、心強い。

ありがたいが状況を今一つ見極める必要があるだろう。
若い人にはまず計画立案をお願いした。
援助の準備をしている団体には地元情報を含めた情報の共有をお願いした。

今回は阪神・淡路大震災の経験もあるせいか省庁の動きもスピードアップして、自治体に換わって先んじて動いてくれている。

今必要なのは情報の共有だと思う。

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投稿者: Hajime Himonya

碑文谷 創(ひもんや・はじめ)/ 葬送ジャーナリスト、評論(死、葬送)、 元雑誌『SOGI』編集長(1990~2016)/ 【連絡先】hajimeh46@nifty.com/ 著書 『葬儀概論(四訂)』(葬祭ディレクター技能審査協会) 『死に方を忘れた日本人』(大東出版社) 『「お葬式」はなぜするの?』(講談社+α文庫) 『Q&Aでわかる 葬儀・お墓で困らない本』(大法輪閣)  『新・お葬式の作法』(平凡社新書) ほか/