死者を利用してはならない

どういうわけか2か月間、このブログを放置したことになる。というより気持ち的に余裕が失われていたことが書かなかった理由である。 今年1年、気持ちが落ち着かない日々を暮していた。個人的には従妹の50日にわたる終末期と死。重なるように姉のがんステージⅣの告知とたび重なる入退院。姉は今自宅療養中であるが、事態は確実に進んでいる。大腸ががん細胞に圧迫されてのたびたびの腸閉塞は、バイパス手術で今のところは乗り切ったが、今度は肝臓がんの進行で胃を圧迫しているようだ。穏やかに新年を迎えてくれるといいが、これはわからない。... 続きを読む

原爆忌 68回目

本日8月6日は広島原爆忌。1945(昭和20)年8月6日朝8時、米軍爆撃機が広島上空で原爆を投下。 まさに焦土と化した。 その被災国が「作ろうとすれば短時日で核兵器をもてる」というのが「核抑止力」になる…というのが昔、中曽根と正力が核平和利用をうたった原子力発電所開発に方向を転じた公然たる秘密。 その「秘密」がまた自民党幹部の口からあたりまえのように口にされる。 愚か者よ。 ヒロシマ、ナガサキを体験した人は奥底まで核廃絶を祈るが、遠く立っていたものは、それさえ他人事だという話。 この愚かさは人間につきまと... 続きを読む