仕事部屋四畳半をネズミに天井に穴をあけられ修復したこと等いくつかの報告

世の中は明日4月27日から10連休だという。 しかし、現業を外れた者としては「連休」であるかどうかはおよそ関係ない。 変わらぬ「日常」があるだけである。 ■ネズミが穴をあけ、天井修復 少し前に自室である四畳半を少しいじった。 それはネズミが天井裏を走り回り、天井を突き破りネズミが危うく転落しそうになったからだ。 大工さんに入ってもらい天井を修復した。 その際にいったん部屋にあったものを全部外に出し、修復後に納め直したのだが、この際、3年前の事務所から引っ越しの際にそのまま入れたものを整理し、多くを捨てたた... 続きを読む

報告 新規公開2件とこれから書くこと

■葬研.com「碑文谷創の葬送基礎講座」第2回 「少子多死社会」ということ 4月1日(2019年)より月2回(1日、15日)1年間の予定で 葬研.com https://葬研.com/ に「碑文谷創の葬送基礎講座」と題して連載をしている。 その第2回が4月15日に掲載された。 題して 「少子多死社会ということ」 https://葬研.com/himonya2 「少子化」「多死社会」「死に対する感覚の多様化」 について書いた。 マスコミは「多死社会」即「火葬場が不足する」とばかりに、ほんの一部の都市計画を失... 続きを読む

檀家制度の成立ー葬祭仏教の史的展開(4)

葬祭仏教の史的展開 1 葬祭仏教の誕生 https://hajime-himonya.com/?p=1513 2 葬式仏教と葬祭仏教 https://hajime-himonya.com/?p=1555 3 聖たちの世界 https://hajime-himonya.com/?p=1556 4 檀家制度の成立(今回) ■檀家制度の原型 檀家制度が法制化されるのは江戸中期の寺請制度によるものであるが、貴族や武士以外が檀那となり寺を支えるようになったのはそれより古い。 「戦国仏教」と言われる室町後期から戦国時... 続きを読む

葬儀でタテの流れはどう表現?‐Q&A④

Q 血縁者の死について、先祖・子孫のタテ関係において、その方の「死」を弔うため(受け入れるため)の葬儀の中に、タテの関係がどう関わってくるのか?「若い世代に受け継ぐ」現代に相応しい形態は?家族葬、近親者葬の中にタテの流れをどう表現するのだろう?   A私は、父母や義母の死の際に、孫どもに自由に遺体に触って自分たちなりの別れを時間制限なしに行うようにしました。子どもたちは自分たちの「オジイチャン」「オバアチャン」との別れを自分なりに自然に行っていました。恐がりもしませんでした。 また私は、家族の死... 続きを読む

認知症―報道に学ぶ

私の母は4年前99歳の1ヶ月前にして死亡。10年以上認知症であった。 母は最初の頃こそ私を息子と認識していたが、そのうち「息子」とは私が小学生時代のことを言い、目の前にいる私を「親しい人間」とはわかっていたが息子とは認識しなかった。 全ての記憶がなくなったわけではない。フィリピン戦線でどういう経緯で死亡したかも不明なままに弟の「遺骨」なるものが戦死公告と共に送られてきて、開けてみたら石が1個だけだったことは、最期まで憤怒と共に繰り返し語っていた。 父が87歳で死亡した時、2歳下の母は既に認知症だったからそ... 続きを読む