「宗教」をどう考えるか
きわめて難しいテーマです。
どんな宗教も人間が作った部分が大きいですから
それに歴史、民族も無縁どころか、大きく影響しています。
歴史的に見れば「宗教の悪」をあげつらうことは、容易です。
宗教一般を論ずることは現象面からはできるでしょうが、それぞれの宗教を一くくりにして、「宗教とは」という命題はたてられないでしょう。
宗教の優劣も論じることはほぼ不可能です。
町田宗鳳/上田紀行『「生きる力」としての仏教』(PHP新書)
はなかなか刺激的な本でした。
でも「仏教は爆発だ!」というのが何のことを言っているのか、よくわかりません。
近代主義に対するアンティテーゼとして言っているのかな、と思うとそうでないところもあるし
感想を言えば、仏教は新しい世界、既存の価値観では見えない、ものをを見せてくれる、と言うが、それが高みでも下みでも結構だが、現在あるがままのいのちという立脚点にこだわりたいと私は思うのです。
宗教によって何かが変わる、ということ自体が嘘くさいです。
と無神論者ではない、私は思うのです。
気概は高く評価しますが
きょうは乱暴な一口感想でした。
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「仏教は爆発だ」を読んでみたくなりました
また、そのうちおじゃまします
儀式として、
システムとしての、
業務としての、
葬儀・・・をも、考えてみたい。
と思っています。
ご指導よろしくお願いいたします。
手造りビール師
奇跡の坊主・美味しい醸造家 萬乃釀