師走と焦り

今朝は雨です。一日中冷たい雨がふるのでしょうか?

日曜日は24日
午前中は、家族で早稲田にある教会のクリスマス礼拝に
午後事務所で仕事し、夜は早めに帰宅
9時頃からシャンパンをあけ、クリスマスケーキを食し、
11時過ぎから家族恒例の讃美歌、待降から降誕までの約20曲を歌う
という典型的なクリスマスの一日を過ごしました。

昨日25日は、運転免許の更新で都庁へ

1月4日からはICカードになるそうですが、特にメリットもないので早めに更新。
残念なことに指定場所一時停止違反(本人は停まったつもりなので納得していないのですが)1回なので、ゴールドはもてず、但し期間5年という「一般」でした。

私の前の女性で11時40分からの講習は締切、私は12時30分からの講習の一番目になってしまいました。どこまでもついていないです。

そこで都庁4階の職員食堂へ行き、600円の中華丼を食べ、2階に戻り、喫煙所で煙草を吸い、喫茶コーナーでコーヒーを飲みながら文庫本を読んでいたら時間に

講習は主にビデオを見ながら、運転の死角や飲酒運転の危険等を解説するもの。
昔に比べると事故を起こした場合の交通刑務所入り、家族の負担の大きさ等を訴える度合いが大きくなっているように感じます。

これで5年後の更新は66歳、それまでもつかどうかは別ですが、70歳からは実地の再講習ともみじマークということ
「高齢」は向こうから着実にやってきます。

若い頃は「先がある」と思っていましたが、この頃は「限られている」という感覚です。
できる間にやっておくべきことを考えたいと思っています。

24日から事務所の駐車場を変えました。
従来の東通りに面した駐車場は便利ですが、料金が高いうえに屋外ですから車が汚れます。大気汚染、特に車の汚染がひどいです(私も加害者の一人ですが)。
今度の駐車場は地下、しかも料金は月額2万円も安いときています。
但し、2段式の下段
上段は時間貸しですから、入れるとき出すときに、いちいち手動で上下させる必要があります。
でも作業も慣れて、特に不便を感じません。

変わったのは信号を気にしなくなったこと
前の駐車場は通りの向かい側にあったため、渡るのにいちいち信号が変わるタイミングをはかって歩いたのですが、今度は同じ側にあるので気にしなくなりました。精神的負荷は下がりました。といってもいちいち気にしていたのが愚かなこと、というのはわかりますが、つまらないことを気にする性は治りようがありません。

今年も後わずか
私に年末年始は関係ありませんが、何か師走の慌しさを感じています。
今年外で飲むのはきょうと30日の2回
もちろん飲む予定の日は車を家に置いてきます。
ですからきょうは電車できました。
車の便利さは寒暖風雨に関係ないことですが、こうしてたまに車でないと季節を体感できます。

昔は歳を取るのは誕生日ではなく正月でした。
昔で言えば、今度の正月がくると62歳ということになります。

なぜかすぐ歳を数えるのは老齢期への過渡期にあるせいでしょうか。
自分の脳や身体が動く賞味期限が迫っていることへの焦りがあるのかもしれません。
30,40、50と歳を重ねてきましたが、いまのような焦りはなかったように思います。

年末で焦りを感じている愚かな老年入口の呟きとお笑いください。

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投稿者: Hajime Himonya

碑文谷 創(ひもんや・はじめ)/ 葬送ジャーナリスト、評論(死、葬送)、 元雑誌『SOGI』編集長(1990~2016)/ 【連絡先】hajimeh46@nifty.com/ 著書 『葬儀概論(四訂)』(葬祭ディレクター技能審査協会) 『死に方を忘れた日本人』(大東出版社) 『「お葬式」はなぜするの?』(講談社+α文庫) 『Q&Aでわかる 葬儀・お墓で困らない本』(大法輪閣)  『新・お葬式の作法』(平凡社新書) ほか/