釧路の旅

昨夜の最終便で無事帰ってきました。

16日昼の便で釧路へ
ダウンやセーターを詰め込んで行ったのですが、思ったより暖かく、着用する機会はありませんでした。
周囲に雪は見えましたが、道路に雪はまったくありません。
天候にも恵まれました。

空港に着くと予約済みのレンタカーを借りての移動
レンタカーでという発想は正解でした。
車がなければ移動の手段がありません。

道路は一般に広く、整備されていましたが、車が少なく、皆80キロくらいのスピードで一般道路なのに走っているのにビックリ
ちなみに私は安全運転です。

16日午後取材1件、17日午前1件、午後2件の計4件
間に休む時間は釧路駅の駅ビル内で

街は閑散としていました。
ちょっと淋しい感じです。

16日の夜に行った川上町の「炉ばた 津軽」
青森出身の女性が一人でやっているお店が、料理もおいしく、楽しい会話で楽しめました。
女性同士の客も多く、値段は前にずらりと並んだ料理の皿から自由に何をとって食べても1千円、それにお酒代というシンプルな明朗会計。
32年という長きにわたって経営してきたとか。
釧路に行かれる方は是非行ってみてください。
店内にはねぶたも張ってあります。

釧路で考えさせられたのは地域社会の崩壊
町内会の力が強いのが北海道の特徴ですが、町内会の手伝いを煩わしいと感じていた人が実際には多かったというお話。
地域の人の高齢化も影響しています。

1件あたり90分~120分くらいの取材、ひたすら話を聞いて、メモをとります。取材を積み上げることで、立体的に全体像が浮かび上がってきました。

昨日は空港に戻ったのが18時半
20時20分の出発まで空港内のレストランで、ウイスキーの水割りセット、フレンチトースト、カマンベールチーズの揚げ物を口に運びながら本を読みました。

今回持参したのは酒井順子『容姿の時代』(幻冬舎文庫)
いやいやおもしろかったです。
酒井さんは繊細な感性の持ち主ですね。
感心しました。
また、女性でいることは大変だな、とも思いました。
酒井さんいわく「センス至上主義のご時勢」だそうで、私のようなダサい人間には生きるのが困難な時代になったようです。
でもセンスを言う割には人と人の間の感性はそれほどでもない、というよりも鈍っているような感じがするのですが。

ご心配いただきましたが、無事、腰はもってくれました。

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投稿者: Hajime Himonya

碑文谷 創(ひもんや・はじめ)/ 葬送ジャーナリスト、評論(死、葬送)、 元雑誌『SOGI』編集長(1990~2016)/ 【連絡先】hajimeh46@nifty.com/ 著書 『葬儀概論(四訂)』(葬祭ディレクター技能審査協会) 『死に方を忘れた日本人』(大東出版社) 『「お葬式」はなぜするの?』(講談社+α文庫) 『Q&Aでわかる 葬儀・お墓で困らない本』(大法輪閣)  『新・お葬式の作法』(平凡社新書) ほか/

「釧路の旅」への2件のフィードバック

  1. お疲れ様でした~、釧路の取材旅行。
    せっかくダウンを持参されたのに寒くなかったのですね。昨日の赤井川は、晴れていましたが、外の風は冷たかったです。
    釧路に行った事はありませんが、昨夏、ちょっとだけ滞在した人が、とても寂しいまちだと、しみじみ言っていたことを思い出しました。
    それから、碑文谷さんは、ダサくありません。

  2. 「炉ばた 津軽」
    想像するだけで惹かれます♪
    味のあるお店でカッコつけずに飲むのが
    最高です。
    人間っぽい感じがします。

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