お盆

「残暑お見舞い申し上げます」
とあるが、いまが盛りの猛暑
札幌が34度、岩手県の滝沢が37度というのですから東京より暑いです。
この様子なら8月が「暑中」で「残暑」は9月になってのことでしょう。

世間は「お盆休み」というので車は若干少なめですが、例年より車も人も多いように感じられます。

昨日の朝は曇っていてウォーキングに最適
今朝もいつもよりは楽でした。
ほぼ同じ時間帯に同じコースを歩くのですが、同じ顔ぶれもいることはいますが、少ないです。
皆さん、時間帯やコースを変えたり、あるいは毎日ではないのでしょうか。

腸閉塞をやって以来、おなかのガスが出たり、排泄することがありがたいことだと、つくづくと思うようになりました。
身体というのは自分のもので自分でない、コントロールができないものです。
おそらくこれからさまざまなことを実感することになるでしょう。加齢とともに。

心もそうです。これも自分の統御不可能なもの。
昨日、病院に行き、しばらく同じ薬で様子を見ることになりました。

昨夜テレビでA級戦犯をしていましたが、政治的思惑があったようですね。
東条はともかく、広田弘毅を死刑にしたのはちょっと無茶な論理のように前から感じていましたが、今回見てその思いを強くしました。

軍というのは力をもつと荒廃するもの
それは司令官だけではなく兵卒に至るまでそうだ。南京事件はまさにその結果ではないでしょうか?
被害者の推定数の違いを云々しても仕方のないこと。
ここにも略奪、強姦、虐殺は存在したことは事実です。
戦争犯罪、これは日本だけではなく米国もそうですが、これをきちんと総括する必要があります。
これは政治的という以上に思想的課題です。

民衆は無垢だなんて幻想です。
後衛にいた人も兵卒も無垢ではなかった。
辛いですが、その事実を認めるしか仕方ありません。
民衆だけを責任対象外にすることは危険です。
被害者としかとらえないのは一人ひとりの人格を無視したこと。
民衆の煽り、マスコミの時代追従なしにあの時代はなかったのも事実です。
権力の問題はもちろんありますが、マスコミ、民衆がその被害者だったとだけ言っていてはいけないように思います。

このところ閉じこもり生活が多いです。
ろくに人と話をしないで終わる日も
あまり健全ではありません。私の生活。

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投稿者: Hajime Himonya

碑文谷 創(ひもんや・はじめ)/ 葬送ジャーナリスト、評論(死、葬送)、 元雑誌『SOGI』編集長(1990~2016)/ 【連絡先】hajimeh46@nifty.com/ 著書 『葬儀概論(四訂)』(葬祭ディレクター技能審査協会) 『死に方を忘れた日本人』(大東出版社) 『「お葬式」はなぜするの?』(講談社+α文庫) 『Q&Aでわかる 葬儀・お墓で困らない本』(大法輪閣)  『新・お葬式の作法』(平凡社新書) ほか/