「フェスティバル安穏の詳細/「健康」という名の「ファッショ」

前回ご案内した「フェスティバル安穏(第19回)」の詳細が住職の小川さんからパンフレットが送られてきたのでご紹介します。

テーマ「未来への安らぎ」
日時:2008年8月30日(土)13:00~18:10
場所:新潟市西蒲区角田浜1056 角田山妙光寺
http://www.myoukouji.or.jp/
後援:エンディングセンター
http://www.endingcenter.com/

受付;11:00~
(喫茶コーナーあり、予約で昼食もとれます)
開会:13:00
第1部:講演:13:15~14:30
藤田弓子(俳優)「いくつになっても旬」
http://www9.plala.or.jp/yumiko-f/
第2部:ミニコンサート15:00~15:20
「杏(きょう)とゆかいなおやじたち」
酒井杏、酒井淑幸、風岡英治
http://www.geocities.jp/shin5897/index.html
第3部:語り合い15:20~16:35
「私が遺言するとしたら―これだけは伝えたい大切なこと」
妙光寺檀信徒、安穏会員、井上治代(東洋大准教授・エンディングセンター代表)、小川英爾(妙光寺住職)
司会 碑文谷創
第4部:安穏法会17:20~18:10
安穏廟前で日蓮宗僧侶十数名で声明、読経、供養
今年は少し時間を遅くしたので夕暮れの中300本の大ローソクが幽玄な世界をつくるでしょう。
http://www.myoukouji.or.jp/annon/festival/index.html

新潟市に市制合併で繰り込まれましたが、元は巻町(まきまち)と言いました。行き方は新潟駅で乗換え、越後曽根駅下車、越後曽根駅からバスを出します。
新潟10:40~越後曽根11:13 バス11:15 妙光寺着11:35
新潟11:40~越後曽根12:13 バス12:15 妙光寺着12:35
帰りは
妙光寺18:25~越後曽根着18:45 越後曽根18:56~新潟19:32
(新潟からだけではなく反対側から来る列車にも対応しています)
車の方:関越自動車では巻潟東下車シーサイドライン方向30分
駐車場はたくさん用意しています。(車両部がいるくらいです、ボランティア・スタッフですが)
宿泊:ご自身で新潟近辺等でご予約ください。

藤田弓子さんとはNHKテレビ「新トーキョー人の選択」でご一緒したことがあります。
「語り合い」は昨年初めて行い好評につき今回も行います。
なお今回は家族葬、法事、合宿等ができる塔頭寺院「京住院」開堂記念として行われます。
参加費:1000円
参加申込:不要です。どなたでもご自由に、お誘いあわせのうえご参加ください。

さて、もう一つのテーマ
「健康」という名の「ファッショ」

大上段に構えましたがセコイ話です。
神奈川県の松沢知事の「禁煙条例制定」や中川元自民党幹事長による「タバコ税、1箱1000円に」の動きです。

喫煙者としては暮らしにくい時代になってきました。
ネットでも賛否双方が意見を闘わせています。

私も喫煙者ですが、分煙は賛成で、レストランは禁煙でもかまいませんが、どこか1室(ヶ所)喫煙スペースを作ってほしいのです。
ささやかな願いです。
但し、酒場までとなると困りますね。
東北新幹線は全面禁煙ですが、どこか1室でいいですから喫煙室をつくってもらいたいと思うのです。

健康被害や受動喫煙が言われています。
言うのを咎めません。どうぞおっしゃってください。
しかし、最近の喫煙者を犯罪者呼ばわり、人格否定、意思薄弱、その他いろいろ大手を振っての非難がされていますが、私はこれを密かに「健康ファッショ」と呼んでおります。

健康に気をつけるのはどうぞ。私もその方の健康を害しようとは思いませんから、隔離して結構です。
しかし、喫煙スペースまで取り上げないでください。これはもうほとんど懇願です。

私は1日3箱というヘビー・スモーカーです。近づくだけで服や皮膚から臭う、と言われるほど。さんざん顰蹙をかっていますが、これでも3回くらい禁煙に取り組み、最大3週間ほど禁煙しましたが失敗して今日に至ります。家でも「ほたる族」です。

「制限」されることは我慢しますが、「禁止」となると、これはもう「暴力」です。
喫煙されていない方はこれまで我慢されていたというのは理解します。
しかしですね。
「禁煙の強制」も立派な「暴力」ではないか、と私は思うのです。
喫煙者はすでに社会の少数派です。この少数派を血祭りにして葬ろうとはしないでいただきたいのです。

梅雨の盛りですね。
しかし放送で「寒いです。4月の気温です」
と言われると違和感が。
4月なんてすぐ前のこと。
歳を重ねると時間もゆっくり流れるようです。

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投稿者: Hajime Himonya

碑文谷 創(ひもんや・はじめ)/ 葬送ジャーナリスト、評論(死、葬送)、 元雑誌『SOGI』編集長(1990~2016)/ 【連絡先】hajimeh46@nifty.com/ 著書 『葬儀概論(四訂)』(葬祭ディレクター技能審査協会) 『死に方を忘れた日本人』(大東出版社) 『「お葬式」はなぜするの?』(講談社+α文庫) 『Q&Aでわかる 葬儀・お墓で困らない本』(大法輪閣)  『新・お葬式の作法』(平凡社新書) ほか/

「「フェスティバル安穏の詳細/「健康」という名の「ファッショ」」への3件のフィードバック

  1.  ふたたびトラックバックでお邪魔しました。
     タバコの異常な規制については、今の世の流れでは、喫煙者が声をあげても「喫煙者のくせに」と一蹴されかねないので、嫌煙者が立ち上がらないと事態は改善されないと思います。タバコだけの話なら「嫌煙者」で済みますが、たとえば一部の葬儀社が金を巻き上げたために「葬儀社勤めは悪者だ」みたく言われたらと思うと、萎えてしまいます。
     筒井康隆さんの「最後の喫煙者」が冗談でなくなってしまって、恐ろしい限りです。

  2. 藤田弓子のわがままダイエットって?

    藤田弓子のわがままダイエットという本をちょっと前に女優の藤田弓子さんが出して話題になりましたが、どんなダイエットなのという方もいらっしゃると思います。表紙の写真からもわかるように、綺麗にやせるというのはこういうことをいうんだろうなっていう感じの健康的なダイエットなんです。 無理やりに痩せるのではなくて、美しく痩せる方法なので、わがままダイエットということなんですね。このダイエットはわがままだけあって、食べても痩せる方法で、三度の食事はキチンと摂ります。お酒も飲んじゃえます^^……

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