冬到来なのでしょうか?
こう温度差が違う毎日を送っていると、どれが正常な感覚かわからなくなります。
数日前から寝るときに電器アンカを脚下に入れて寝るようになりました。
60前は冬中何も入れなかったのですが、このところは外せません。
「眠る」ということは私にとって大きな問題です。
導眠剤が1種2コだったのが2種2コに増えています。
あくびが眠りにつく兆候で、これを察したら布団の中に入り、兆候が現われるまで、布団にははいりません。
兆候を見逃すとそのまま椅子の上でだらしなく眠り込んでしまいます。
また、兆候が出る前に布団に入ると、なんとも言いようがない不安が襲うような気がします。
最近、ちょっと頓服を飲む回数が増えてきています。
多くても1日3回ですが、一度は飲まないでも人前で話せるようになり、そんなときは頓服の存在などすっかり忘れていたのですが、最近は違います。
不安感が押し寄せ、頭がトンプク、トンプクと連呼します。
トンプクを飲んでいると少しハイになります。
講演や出かけての会議ではほとんど事前に飲んでいます。
そのためか少し余計なことを言いがちです。
きょうは何とでもして作成完了させなくてはいけない原稿があります。こういう時にも、途中不安になるのを避けるために頓服飲んで作業を開始します。
年末年始なんて暦では少ししかなのに、毎年この時期を原稿書くためにあてにする、という悪い点は今年も。
昨日まで書いていた原稿が未完なのですが、途中で見直すたびに加筆したりして、全体が収拾できない感じになっています。
そういう意味では原稿は一気に書き上げ、後から不足分を補ったり、誤字を直したり、というのがいいです。
何回も寸断されると自分の思いも仕切りなおしになり、その結果、この原稿は何だったのか、自分でもわからなくなってしまいます。
今はちなみに「脳死」のことを書いています。
そうすると、どうしても「自然死」の問題を考えてしまいます。
いったいどのくらい今の時代に「自然死」といえるものがあるだろうかと思います。
雑誌で「死生観」について記述式アンケートを行い、約40名のさまざまな立場の方から回答を得ました。
その結果を高見さんがブログで分析してくださいました。
http://blogs.yahoo.co.jp/hukutyaduke_haru
また都内のよく知っている若手の葬儀社の人たちがyoutubeを使って、「四方山話 友引前」で本音トークをしています。
通算37回になっています。
東京という地元出身者たちなので「東京の葬式」という地方色にこだわっている点など、東北という田舎から出て来47年になる私からすると「?」と思うのですが、ま一種のかわいい地元愛なのでしょう。
ここ3回は『友引寄席』の作者も参加。とてもとてもおもしろいです。
ところどころ「ん?」というところもあり、それが身近にしています。
http://ameblo.jp/bikimae/
碑文谷先生、拙ブログをご紹介いただきありがとうございます。今回のアンケートは大変興味深いものでした。またこれからもさまざまな面で学ばせてください。
補足:
今回のアンケートに関する考察は全部で14回あります。第1回は下記URLです。
http://blogs.yahoo.co.jp/hukutyaduke_haru/2952776.html
はじめまして。私も創さんと同じ名前の創です。故郷も隣の県です。ここ数年は死生学やグリーフケアの講義や講演を観たり聞いたりしています。不思議ですね。僕もあまり良く眠れるほうではなく、この10年は目覚まし時計要らずです。先日、文藝春秋でお墓の記事を拝見しました。とても興味深い内容でした。私は、インドの火葬後にガンジス川に灰を流す風景を見た時にもの凄い恐ろしさを感じてしまったのですが、日本のお墓のように小さい箱に入れてずっと同じ場所で保管されるより、自然葬で自然に開放されて自由になれることのほうが都合が良いように思いました。日本でも自然葬が少しずつですが受け入れられ始めたようですね。いつか海や山に開放される事もお墓に入るのと同じように当たり前の選択の一つになればいいと思っています。
お体に気をつけて。僕は一日4、5時間眠れているみたいです。実家に帰るずいぶんと良く眠れます。お父さんとお母さんと一緒に過ごすと良く眠れるのかもしれませんね。
松飾りが取れる間際になって甚だ恐縮ですが、あけましておめでとうございます。
また、拙著「友引寄席」を御紹介いただき誠に有難うございます。
本年が碑文谷様にとりまして幸多い一年になりますよう、心からお祈り申し上げます。