阿呆らしい「宇宙葬」

毎日の夕刊が「宇宙葬」について大々的に報じている。
マトモか?

こういうのはロマンでもなんでもない。
ただ人の夢を収奪した事業じゃないか!

いいかげん、こんなのを「自分らしい」なんて賛美するな。

マスコミはこんな阿呆らしい事業に報道することで手を貸している、ということを自覚する必要がある。

それは小さいかもしれないが、宇宙にゴミをばらまく行為だ。

市民運動家ももう少し自覚したほうがいい。

死者を大切にし、死者の夢を大切にすることと、こうしたばかげた事業に手を貸すことは違う。

10年以上前に「サンデー毎日」から取材されて、あまりのばかばかしさに憤激したが、事態は変わっていない。

アプリを開発したって変わらんじゃないか。

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投稿者: Hajime Himonya

碑文谷 創(ひもんや・はじめ)/ 葬送ジャーナリスト、評論(死、葬送)、 元雑誌『SOGI』編集長(1990~2016)/ 【連絡先】hajimeh46@nifty.com/ 著書 『葬儀概論(四訂)』(葬祭ディレクター技能審査協会) 『死に方を忘れた日本人』(大東出版社) 『「お葬式」はなぜするの?』(講談社+α文庫) 『Q&Aでわかる 葬儀・お墓で困らない本』(大法輪閣)  『新・お葬式の作法』(平凡社新書) ほか/