『HASEの金曜は聴きこみ寺』に出演中

Facebookではシェアしてお知らせしたが、群馬県太田市にある瑞岩寺の住職長谷川俊道さんの
HASEの金曜は聴きこみ寺』

http://podcast5.kiqtas.jp/kikikomi/

に出ている。

おそらく全3回ですでに1~2回目が放送されている。

長谷川さんは坊さんとしてはさまざまな経験をされた方で、新しい動きにも敏感な方である。
Podcast
も長くやっている。

私と違って滑舌が良い。

長谷川さんとは新潟の妙光寺で出会ったことをきっかけに交流が始まった。
南直哉さんの話を聴きに瑞岩寺に行ったこともある。

長谷川さんからは「何でも自由に話してください」と言われたのだが、後日綿密な台本が送られてきた。
驚くことに、長谷川さんの問いに答える私の回答が過去に私が書いた本から文章を抜き出したものであったことであった。
優秀な編集者であるな、と思った。

話す内容は、現在の葬儀事情、それに対する私の考え、日本人の葬儀や墓地に対する想い、というのが与えられた課題。
1回は、私の生い立ち、雑誌『SOGI』の立ち上げの理由
2回は、葬儀の変遷と現代の葬儀事情
3回は、お墓の変遷と現代お墓事情
ということであったが、かなり脱線、せっかくの台本から逸脱し、迷惑をかけることになった。

放送されたものを聴いた感想というより反省は、
①あいかわらず滑舌が悪い
②自分が思ったより、おそらく老化なのだろうが、話すスピードが遅い
③1つのことを話し切る前に次の話に移行して、聴き手のことに対する配慮に欠けている
④あいかわらず語尾が明確でない

実際に話した内容は、3回目はわからないが…
1回が、生い立ち/雑誌『SOGI』刊行に至った経緯/家族葬ブームをどう考えるか/派遣僧問題
2回が、葬儀費用/葬儀の打ち合わせのあり方/遺族の心情と葬儀のプロセス・意味/生と死の境界としての通夜/日本の葬儀慣習が前提としていた死者と現代の高齢社会との相違/生がそれぞれ相違するように死もそれぞれ相違するのに死んだら同じ葬儀・法事というのはおかしい、葬儀もそれぞれ異なる/遺族の心情、死者を心に刻み込むための葬儀とその後の時間/私の姉の死と葬儀の実際…

について、あまり整理されない言葉で、聴き取りにくく語っている。


放送されることが前提ではあるものの、親しい長谷川さんとの1対1の対話なものだから、聴き手には不親切なものになったことは反省。

 

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投稿者: Hajime Himonya

碑文谷 創(ひもんや・はじめ)/ 葬送ジャーナリスト、評論(死、葬送)、 元雑誌『SOGI』編集長(1990~2016)/ 【連絡先】hajimeh46@nifty.com/ 著書 『葬儀概論(四訂)』(葬祭ディレクター技能審査協会) 『死に方を忘れた日本人』(大東出版社) 『「お葬式」はなぜするの?』(講談社+α文庫) 『Q&Aでわかる 葬儀・お墓で困らない本』(大法輪閣)  『新・お葬式の作法』(平凡社新書) ほか/