YouTube「コロナ禍と葬儀に与えた影響」公開のお知らせ

 

日本葬送文化学会の2021年1月例会(ということは今から1年9か月前のことであるが)でzoomで講演した「コロナ禍と葬儀に与えた影響」(「コロナと葬儀に与えた影響」とあるが誤り)がこのほどYouTubeの日本葬送文化学会のチャンネルで公開されたのでお知らせしておく。
https://www.youtube.com/watch?v=WcEqzmqJ0t8

日本葬送文化学会では過去の例会での講演も講演者の許諾を得次第に公開していく予定なので、今後充実していくことだろう。
だが今は始まったばかり、ということで、会長の長江さんの挨拶を含め公開済みは2022年10月21日現在5本にすぎない。

その1本が1年9か月前に行った私の講演である。
公開は特にアナウンスしていないのでまだあまり見られていない。
私の講演もまだ14人に見られただけである。
私も本会の理事の末端にいる責任があるので、私のブログとFacebookで案内する次第である。

この講演は日本葬送文化学会の会報『葬送文化』第22号(2021年2月5日発行)に掲載した同名論文「コロナ禍と葬儀に与えた影響」p25~52に基づいて行った。
自分で言うのもなんだが、内容は結構今でも廃れていない。

本稿の構成

はじめに―コロナ禍の概況
1 新型コロナウイルス感染症とは?
2 COVID-19流行の概況
3 コロナ禍による国内葬儀の変化
4 葬儀の内容の点検と従事者の役割
5 コロナ禍による社会的空気の変容
結び

講演の構成は少し変更を加えている。
当時「さらに1年は続くであろう」と書いており、2021年中は収束しないものと予測したが、ご存知のように2022年中の収束も怪しいものとなっている。
第7波が収束に向かうと共に政府は「with コロナ」政策に大きく舵を切り、長く鎖国状態にあったが外国人の流入もようやく自由化され、今では国内の観光地も賑わってはいる。
だが他方来年23年1月頃には第8波の到来も危惧されている。

Covid-19の第8波到来は、ドイツやシンガポールでの感染再拡大を受けた予測で根拠のないものではない。
しかし、これまで感染法上は十分に危険視する二類相当であったのが変わるだろう。
感染者が増えてもかつてインフルエンザが流行した時と同様の扱いになるだろう。

欧米では今春からマスク着用が要請されず非マスク着用が常態であり、9月19日の英国のエリザベス女王の国葬においても、ウエストミンスター寺院の教会堂内においても皆非着用であった。
論議を呼んだ9月27日武道館で行われた安倍元総理国葬儀の出席者が全員マスク着用であったのと大きく異なっていた。

日英両国ではCovid-19が収束していないのも同様であり(発表統計上は現在日本が多いとはいえ)流行しているウイルスもオミクロン株BA.5であることは同じである。
マスク着用は日本でも義務化されているわけではなく、「要請」であり、しかも今は屋外ではむしろ着用要請もないのだが、国民性なのか着用が一般的である。
しかし民間の最新統計では「マスクをしたくない」が54%を超えたこともあり、変化の兆しがある。
中国では、全国的には収束傾向にあるが、いったん陽性者が発見されるや「0コロナ政策」で発見地ではロックダウンがまだ続いている。

『葬送文化』の次号(原稿締め切り11月末)ではその後の展開を書くように要請されていることから、もう原稿に着手しなければならない。
Covid-19がまだ「終息」はおろか「収束」の確たる見通しがない現況で書くのはジレンマであるが、締切を延期する権限が私にない以上、そろそろ原稿に着手せざるを得ない。

今私が作業しているのは、半世紀以上昔になる私の18~21歳の活動記録を含んだ記録集成が発行されたことから、その後の20台後半までの記録と関連する書籍の見直しに没頭している。
関連する書籍が多く、読み直しがたいへん。
当時発行されていなかった新しく読む本も多い。

頭が大混乱状態にある。
ほぼ毎日10時間はこれにあてている。
70代後半の人間が当時20代の記録を漁る作業をしているのだ。

これもいったん中断して「続・コロナ禍と葬儀への影響」に取り組むことになる。
でも、もう数日は今の作業の区切りのための最低限の作業をしなければならない。
といっても誰に要請された作業でもなく、私自身が決めて取り組んでいるだけなのだが。
関連シンポジウムが11月に予定されていたことから開始した作業であったが、2月に延期になったので、急ぎの作業ではなくなった。
また、シンポジウムで用いるのはほんのわずかで、当時を考えるには自分が何ものであったか再把握をせざるをえなく、この作業がめっぽう大変なのだ。

 

 

 

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投稿者: Hajime Himonya

碑文谷 創(ひもんや・はじめ)/ 葬送ジャーナリスト、評論(死、葬送)、 元雑誌『SOGI』編集長(1990~2016)/ 【連絡先】hajimeh46@nifty.com/ 著書 『葬儀概論(四訂)』(葬祭ディレクター技能審査協会) 『死に方を忘れた日本人』(大東出版社) 『「お葬式」はなぜするの?』(講談社+α文庫) 『Q&Aでわかる 葬儀・お墓で困らない本』(大法輪閣)  『新・お葬式の作法』(平凡社新書) ほか/

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