新しい仕事にとりかかる。まずは手はじめのデッサンというところ。これは「著作」というよりは、私にとっては「仕事」である。デッサンしてみて少し見通しがついた。明日から本格的に書き始めることになる。コツコツと書こうと思う。 本屋で吉村昭の遺作『死顔』(新潮社)を買い求める。 彼の死が覚悟の死であり、それが彼にとっては「自然死」だったのであろう。読む側にも覚悟を求めている。そんな本である。 彼は自分の死が招く家族の想いが見えなかったのではない。それは兄の死に際しての嫂などの家族への思いやりでもわかる。若い頃に結核... 続きを読む
投稿者: Hajime Himonya
地方での葬儀の変化
きょうは少々寒いですね。郡山から戻りました。 昨日、郡山の駅を出たら白いものが舞っているではありませんか。 雪! ちょっと興奮しました。積もるほどではなし、夜街に出たときにはもう止んでいました。 福島ではすでに一回雪が降り、白くなったとかいよいよ冬ですね。 私は東北の出身東京に比べれば雪は多いですが、積雪地帯ではありませんでした。しかし、カマクラをつくったこともあります。その程度は積もることもありました。 昨日の講演小さな集まりでしたので、私が一方的に話すのではなく、途中で聞き手が間に入って話しながら、と... 続きを読む
「明日の記憶」
きょうも晴れていますね。きょうは昼から東北新幹線で福島・郡山へ行ってきます。15時から約2時間、質疑も入れて講演です。今年最後の講演になります。帰京は明日になります。 昨日レンタルDVDで渡辺謙、樋口可南子主演の「明日の記憶」を観ました。思い切り自分の心情と被りました。私も物忘れが激しく、こちらは老人性かな、などとも思い久しぶりに観ていて涙を堪えることができませんでした。大滝秀治の存在感の凄さにも圧倒されました。 観終わって手帳を開いたら、きょうの郡山行きに気づき、慌てました。何せ火曜日だと思い込んでいた... 続きを読む
教育問題
雨も上がり、日が差しています。私は「雨嫌い」ですから、晴れると気分も高揚します。反対に雨であれば、この世もおしまい的な厭世感に囚われてしまいがちです。特に冬の雨は嫌いです。 さて「教育問題」が世を騒がせていますが、私は学校が問題の根幹であるとは基本的に思わないのです。 勉強するかどうかは子ども自身の問題であるし、子どもがいじめ等の問題行動を起こすのは基本的に家庭の教育の問題だと思います。 私の子ども時代には、それは大学に入っても勉強とは自分がするかしないかの問題だと思っていました。けっして優等生ではなかっ... 続きを読む
無精
12日は大阪東京に比べて暖かでした。宿泊したのですが、仕事を終えた後、それほど遅くまでは飲まず、22時には飲み終え、ホテルの部屋に入り、のんびりしました。 13日帰京 しばらくは穏やかに、事務所に居座っての生活になります。 昨夜、帰宅途中にひらめきました。 無精(不精)はやめよう、と 実は私、自他ともに認める無精者でして、それはそれはひどいなんてものではありません。腰が重いので、これを軽くし、少々腰軽と言われようとかまわず、おそらくそう言われる心配はないでしょうが、断然無精者返上といきたい、そう思ったわけ... 続きを読む