「おくりびと」効果

「おくりびと」効果にはいろいろあるようだ。撮影地を訪れる人が増えた。映画関係者が地元で県民栄誉賞をもらった。その一つに「葬儀関係の仕事をしている、と普通に言えるようになった」があります。 あの映画では「おくりびと」への評価が高まったと同時に「やはり死には、これだけ差別意識、嫌悪感があるんだ」と痛感した人もいました。 いろいろなブログを見て歩くと、肉親の葬儀のことと重ねて見た人が多いような気がします。 葬式というのは当事者にとっては何かと慌しい。葬式が終わって、柩に花入れ(一般に「お別れの儀」とよび、花を「... 続きを読む

1ヵ月のご無沙汰です

前回が2月27日でしたので、3月は1回も更新せずでした。心配してくださる方もいましたが、ある関係先の件で悩み、追われ、消耗したことがあり、予定の原稿がどんどん後回しになり、精神的に追い込まれて「原稿書けない」病の穴に落ち込んだり、精神的には最悪状況でした。 でも、悩ませた1件は、いろいろありましたが、4月から責任ある職務から無事離れることができて、逃げ出すことができました。関係者の方々にはご迷惑をおかけしましたが、私としては心理的に割り切ることができたので、今後は善良な第三者として見守りたいと思います。 ... 続きを読む

自分の未来は見えなかった

忙しくワサワサして、結果二重予定であることが前の晩に家族に言われて気づき、真っ青。お会いする予定のお相手に夜遅くに電話して平身低頭して詫びるが、結果大きく迷惑をかけることになった。 呆れられるのはかまわないが、結果関連する方々に少なからずの迷惑をかけたこと。 つくづく自分の愚かさを呪って禁酒日であるにもかかわらず酒を呑み、薬を飲んだ後も呑み続け、その場で沈没、今朝家族に聞いたらとんでもない醜態であったとのこと。 昔は、10代後半から20代前半までは、「40歳」というのははるかな未来で、自分がその歳に生きて... 続きを読む

暖冬―脱力しています

きょうも穏やかな、陽だまりでは暖かな日です。いつもは今頃一度雪が降るのですが、そんな気配はありません。 インフルエンザの流行が影響しているのか、新型インフルエンザへの警戒感からか、このところ男女関係なくマスクマンをよく見かけます。昨年まではなかった現象です。 そういう私も、近所の薬局で「メガネが曇りにくい」タイプのマスクを購入、今はマスクをかけていませんが、いざというときに備えて事務所に置いています。 この不況下、マスク業界は記録的な売上増で、新たなタイプも続々開発とか。 気分的には6日の金曜日で仕事は小... 続きを読む

橋爪謙一郎『エンバーマー』 祝刊行!

橋爪謙一郎君の本『エンバーマー』が祥伝社から新発売です。 橋爪君のことは以前「橋爪君のこと」と題して書きました。 https://hajime-himonya.com/?p=1200 もう彼とは長い付き合いになるのですが、この本には私の知らない話も入っていて、読んで彼という存在のユニークさがより見えたような気がします。 彼は「エンバーミングはグリーフサポートの一つ」と考えています。 彼の考えるグリーフサポートにかける想いも存分に知ることができるでしょう。 エンバーミングとは?と思っている人にもエンバーミン... 続きを読む