きょうはお盆の送り火もっともいまは月遅れで、これが一般的であるが、東京は新暦の7月、旧暦でのお盆もある。お盆については前に書いたことがある。http://www.sogi.co.jp/sub/zuiso/sk75.htm そろそろ地方から戻る人たちで飛行機、列車、道路の混雑が始まっているらしい。東北道では30キロ近い渋滞とか、ラジオが報じている。 さてホームページを更新した。青木新門さんの2回目「新門随想」http://www.sogi.co.jp/sub/sinmon/aoki01.htm鷹見有紀子さん... 続きを読む
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夏-死者の記憶
お盆で休暇をとった人が多いのだろう。道路が空いていたので、いつもより15分くらい短縮。昨日は結構混んでいたので、きょうからという人が多いことがわかる。 お盆には死者と懐かしむという感情があるように思う。帰郷しての仏壇に置かれた死者の写真に対面し、墓参りして、死者との距離感が近くなる。 だが、お盆が死者を懐かしむだけではなく、死者に心を傷める機会となり、悲嘆がぶり返すことにもなる。 この夏の日はまた戦争のにおいを強くしている。 出征した最後の世代が80歳。幼少年期を過ごした人が70代である。私は戦後の第一世... 続きを読む
今夏のフェスティバル安穏
梅雨ですね。九州の方が被害があるようで、心配です。 昨日妻が家で古い記録やら何やらを整理していました。私の中学時代の同級会の冊子もあり、これは30代の頃のものですが、私の髪は当時から白髪化は進んでいましたが、ボリュームが豊かだったことがわかります。 その中には30代の後期で心臓病で死んだ同級生の追悼文集もありました。仙台での高校時代から付き合いあり、同じ大学に進み、同じように大学院を中退したのですが、私は寄稿しておらず、後から夫人から贈られたものです。彼の「純な一生」に比べると、自分の人生が汚れちまったこ... 続きを読む
地震と再び「死生学」?
私が生まれたのは岩手県の一関です。今度の岩手・宮城内陸地震の震源地とされたところです。テレビの映像では山が大きく抉られ、その凄まじさがうかがえます。今度の震災、山間の地でしたから人的被害は少なかった、といっても被害に遭った方にとっては何が何だかわからなかったでしょう。阪神・淡路大震災の4倍ほどの規模とか。被害は隣接する宮城県の栗原市のほうが大きかったようです。 一関の友人に電話したところ、街部は震度5で、「眩暈がした」と言ってましたが、大きな被害はなかったようです。震源地近くに樹木葬墓地がありますが、住職... 続きを読む
「葬儀革命」?
昨日は晴れたのですが、きょうはドンヨリとした天気です。 秋葉原の殺戮事件行き場のない不安が爆発した場合の狂気がああいった事態も招くのだ、と痛感させられた。たまたま居合わせた人が殺害された。狂気で。家族や友人にとっては理不尽なこと、およそ納得できることではない。 突き詰めたところ、自分がいつ殺戮する者となり、いつ殺害される側になるかということは、わからないし、避け得ないことだ。もちろん、どちらの立場にも身を置きたくない。だが、避け得ないという、保証もないところに立たされている。 社会化すれば、格差社会に身を... 続きを読む