「葬儀市場の分化」 なんてあたりまえのことである。 なんでいまさら書いているんだ? という気分が書いている自分を憂鬱にさせていた。 おそらく高度経済成長もバブル景気も知らない40代、30代、20代の葬儀に係わる人たちにとっては自明なことのはずだ。 40代の人に 「葬儀の小型化という話を聞きますが、私たちが業界に携わった時、葬儀は小型があたりまえだし、個人化もあたりまえでした」 と言われたことを思い出していた。 この20年の間に葬儀市場はすっかり変わっているのに、それを前提に考えなければいけないのに、... 続きを読む
カテゴリー: エッセイ
年の瀬
暦とほとんど無縁に生きているので、きちんと本を読もうとし、少しずつやっているのだが、この暇人にも時々、結構「急に」いろんなことが飛び込んでくる。
そんなことをしていたら、このブログも放置状態になってしまった。
年の瀬は何かと慌ただしい。
日比谷公園にあった都立日比谷図書館が、今や千代田区立日比谷図書文化館となり、そこの日比谷カレッジで2月26日に話をすることになった。
『現代用語の基礎知識2019』が出た
■自転車を買った
一昨日、自転車を買った。
変哲もない普通の自転車だ。
これまで家にあった、これも変哲もない自転車が壊れていた、ということも理由だ。
“『現代用語の基礎知識2019』が出た” の続きを読む
人生は統計どおりにいくわけない
「人生90年時代」と言われる。 (「100年時代」と言われることがあるが、少し早すぎ) 女性の寿命中位数(過半数が生存する年齢。出生者のちょうど半数が生存すると期待される年数)が、90年を超えたからである。 最新の簡易生命表(2017【平成29】年)によれば、寿命中位数は男性84.08年(平均寿命81.09年)、女性90.03年(同87.26年)となっている。 以下の原稿は2016年12月に書いたので、雑誌掲載は2017年2月頃であろう。 ※データは執筆当時。 ・・・・・・・・... 続きを読む
彼岸入り 墓参り
本日9月20日は彼岸入り。 そこで墓参りに出かけた。 私が管理している墓の一つが東京・品川にある臨済宗の寺「東海寺」の大山墓地にある。 東海道新幹線が通ることで改築したらしい。 墓のすぐ後ろを新幹線が走っている。 新幹線のための改築の際に墓所は少し狭くなったらしいが、今でも大きい。 その理由は明治37年に55歳で死亡した父方の曽祖父が陸軍の将軍であったからだ。 曽祖父の横に曾祖母の墓があり、左手前に祖父の弟の家族の墓が同じ墓域にある。 父方の祖父母の墓は仙台の北山にあるキリスト教墓地にある。 東海寺の... 続きを読む