■グローバル展開の流行 新型コロナ感染症の流行は全世界的(グローバル)展開を見せている。 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6356005 これによると 「ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルスの感染者が2日、世界全体で100万人を超えた。3月26日に50万人を上回ってから1週間で倍増した。死者も5万人を超えるなどウイルスは猛威を振るい続け、早期終息の見通しが全く立っておらず長期戦の様相を呈している。」 となっている。 ■スペインにおける葬儀 葬儀の件では ... 続きを読む
カテゴリー: 死
新型コロナウイルス感染症流行に伴う葬儀の状況
2019年11月に中国武漢で発生した新型コロナウイルスの流行は、全世界に及び現在主としてヨーロッパ、アメリカを主戦場としている。 日本が渦中にあることは言うまでもない。 ヨーロッパでは葬儀についても自粛が促されている地域があるが、これは日本では主として明治時代にあたる19世紀のコレラ流行時にも見られた現象である。 少し誤解もあるようなので記載しておく。 ■コロナウイルス感染症によらない場合の葬儀 日本においては葬儀を名指しの自粛要請はない。 2月25日の新型コロナウイルス感染症対策本部「新型コロナウイルス... 続きを読む
人の死を看取り、弔い、葬ること
12月2日に葬研「碑文谷創の葬送基礎講座」が更新された。 テーマは「人の死を看取り、弔い、葬ること」https://souken.info/himonya17 このテーマで書くことは何度目かになる。 私にとってはメインテーマともいうべきもので、これについて触れないと、なにか忘れ物をしたような気がして落ち着かない。 そこで10回に1回とまではいかないが、このテーマにときどき立ちかえることになる。 データはいつも最新であることに気をつけている。 データがすべてでは無論ないが、データを時系列で見ることで時代が浮... 続きを読む
葬送基礎用語の解説
葬研「碑文谷創の葬送基礎講座16」が本日更新された。 今回のテーマは「葬送基礎用語の解説」 https://souken.info/himonya16 いわば「葬送用語小事典」である。 全体の構成と収録語、関連語は、以下のとおり。 今から考えるともう少し掲載語を増やしておきたかったと思うが(火葬、霊柩車、エンディングノート等)、コンパクトに今の葬送を囲む状況を知る、ということでは有用かと思う。 1.現代社会と死 ▼多死社会▼在宅死—増える老人施設死(在宅ケア/老老介護/認認介護/介護離職)▼自死(自殺)... 続きを読む
「老い」を考える
■「老い」について書いた 「死学」が私のライフワークである。 「高齢者問題」について書くこと、しゃべることはあっても、「私自身の老い」について書いたのは今回が最初であるように思う。 先日の「古墳から現代まで 墓諸相」に続いて古い友人が発行人を務める会員用月刊紙に求められて書いたのが 老いを生きる その生と死 である。 私は1946(昭和21)年1月19日生まれであるから73歳、同学年の者には74歳になった者もいる。 でも世にいう「高齢者」とは、 65~74歳 前期高齢者 75歳以上 後期高齢者 であるか... 続きを読む