寺との付き合い方

まさにお盆だからの季節記事なのだが、週刊東洋経済2019 8/10-17(合併号)の特集が「親と子で考える 相続の最新ルール、すぐに始める終活、お墓とお寺の現実」、最新保存版―親と子の3大問題 完全マニュアル」とうたっている。 私が書いたのはpart3「親と子で考えるお墓」の一部。 書いたことを黙っていようかと思ったが、ここに一緒に書いた星野哲さん(元朝日新聞記者、立教大学社会デザイン研究所研究員)、塚本優さん(終活・葬送ジャーナリスト)がFacebookで報告していたので、できは悪いが知らんぷりはで... 続きを読む

ネット系葬儀斡旋事業者の実態は?

葬研で「碑文谷創の葬送基礎講座」(月2回更新)を開始して5カ月目に入った。 8月1日の本日第9回目がアップされた。 「ネット系葬儀斡旋事業者の実態は?」 https://souken.info/himonya9 ネット系葬儀斡旋事業が出現したのは2000年頃であったように記憶している。 最初期のものはほとんど残っていない。 葬祭業そのものが実は変化の大きい業界である。 1970(昭和45)年以前からの企業というのは今では古い方に入る。 携帯電話のデジタル化がなされ普及が開始されるのが2001(平成13)年... 続きを読む

腰を傷め動けない

■急に腰が まいった。 先週の土曜日の(20日)の晩、窓を開けたまま、口を開いたまま寝たせいなのか、風邪をひき、すぐ市販薬を飲んだ。 少しよくなったので月曜日には大坂日帰りし、火曜日は医者に行き、大量の風邪薬をもらった。 この時期、盆が近いので季節的に原稿依頼が多い。終日パソコンに向かう。 少し改善が見られたので木曜日の講義は休まず行い90分×2(90分の講義→10分の休憩→90分の講義)を立ちっぱなしでしゃべりつくした。 翌26日金曜日は終日原稿書きをした。 その夜、喘息で一晩苦しめられた。 身体全体で... 続きを読む

「老い」を考える

■「老い」について書いた 「死学」が私のライフワークである。 「高齢者問題」について書くこと、しゃべることはあっても、「私自身の老い」について書いたのは今回が最初であるように思う。 先日の「古墳から現代まで 墓諸相」に続いて古い友人が発行人を務める会員用月刊紙に求められて書いたのが 老いを生きる その生と死 である。 私は1946(昭和21)年1月19日生まれであるから73歳、同学年の者には74歳になった者もいる。 でも世にいう「高齢者」とは、 65~74歳 前期高齢者 75歳以上 後期高齢者 であるか... 続きを読む

「家族葬」流行現象を分析する

■葬研「碑文谷創葬送基礎講座」更新 葬研のサイトで「碑文谷創葬送基礎講座」を連載している。 原則月2回、1日と15日に更新されるが、休日にあたると平日に繰り下げ、または繰り上げとなる。 7月15日は休日であったために7月16日にアップされた。 今回が8回目、テーマは 「家族葬」流行現象を分析する https://souken.info/himonya8 「家族葬」が流行する前に「密葬」が呼び水になった。 この「密葬」の定義をめぐって 「本来密葬とは本葬を前提とするもの」という僧侶たちを中心に批判が出た。 ... 続きを読む