『月刊エルダリープレス シニアライフ版』2017年3月号に 「‘ヘルプ信号‘早急に 周囲の支援受け生活継続」という記事が掲載された。 この原稿は「終活」といっても実際に準備しているのはわずか、という状況を踏まえてのものである。 以下、元原稿 困ったら早くヘルプ信号を出す。子や行政に甘えていい ――「終活」がブームになったのはいつからですか? 「終活」という言葉は、2009年「週刊朝日」による造語です。2012年にユーキャン新語・流行語のトップテンに選ばれ、あっという間に市民権を得ました。... 続きを読む
覚せい剤についての気になる記事と情報 2017.02.10
覚せい剤使用に関する逮捕報道が目立つ。少し前であるが朝日新聞2017.02.07 シリーズ:依存症」「専門家に聞く 意志の弱さではなく「病気」 依存症とは」http://digital.asahi.com/articles/ASK2600R2K25UBQU00B.htmlという記事が目に入った。この中から気になった箇所を抜き出してみる。話し手は国立精神・神経医療センター薬物依存研究部部長の松本俊彦さん。 依存症は、周囲からやめるよう注意され、自分でもやめたいと思っているのに、やめられない病気です。本人の意... 続きを読む
長過ぎる不在―個から見た死と葬送(18)
基本としてここに描いたものはフィクションである。私の周辺で生じたものが多く含まれているが、当事者の心象に投影して描いている。長過ぎる不在 先日、後輩の息子が死亡し、葬儀に出かけた。職場で倒れ、入院。10日後に息を引き取ったという。 遺族の顔を見ると、15年前の私とそっくり。 目はときおり上げるが誰も見ていない。 宙を彷徨っている。 私は15年経たが、息子の不在から卒業できていない。 5年後に部屋の模様替えをしてみたが、かえって居心地が悪くなった。 息子の帽子を2つ取り出して玄関にかけてみた。ときおり触って... 続きを読む
四畳半からの近況報告 2017.02.05
四畳半からの近況報告 2017/02.03の補足 雑誌『SOGI』休刊に伴う事務所、私個人に伴う法的手続きについてすべて完了したことを報告したところ、Facebookにてコメント等をいただきありがとうございます。 このブログのアクセス数が増えたことは、心配いただいていた方々が多かった、ということでしょうか。 私としては少し複雑な気持ちです。 雑誌購読者、関係者個々にご報告すべきことですが、こういう形で報告させていただきました。ご了承ください。 雑誌『SOGI』を四半世紀にわたって刊行したこと、何よりも読... 続きを読む
四畳半からの近況報告 2017.02.03
ブログでの発言は昨年秋、2016年10月より再開。 雑誌休刊と表現文化社および連帯保証人であった私の破産手続き開始を契機とするものでした。 読者の方々には多大な迷惑をおかけしました。 改めてお詫びをいたします。 この負はお金でお返しできませんが、これからの表現活動でお返ししていきたい、と思っています。 ブログの再開は、お詫びを兼ね、雑誌媒体での発言はできなくなりましたが、その埋め合わせを自分なりにしていこうというものでした。 長年友人の僧侶の方には「無料でなんてもったいない」とありがたい言葉をいただきま... 続きを読む