昨日は晴れたのですが、きょうはドンヨリとした天気です。 秋葉原の殺戮事件行き場のない不安が爆発した場合の狂気がああいった事態も招くのだ、と痛感させられた。たまたま居合わせた人が殺害された。狂気で。家族や友人にとっては理不尽なこと、およそ納得できることではない。 突き詰めたところ、自分がいつ殺戮する者となり、いつ殺害される側になるかということは、わからないし、避け得ないことだ。もちろん、どちらの立場にも身を置きたくない。だが、避け得ないという、保証もないところに立たされている。 社会化すれば、格差社会に身を... 続きを読む
投稿者: Hajime Himonya
梅雨入り
梅雨入りが発表になりましたね。私は雨が基本的に嫌いなので、この季節は憂鬱です。 この間、ビルマのサイクロン被災、中国の大地震、想像力を超える大災害に言葉を失ってしまいます。阪神・淡路の大地震の被害状況にも驚愕しましたが、中国のそれはその10倍を超えるとのこと何と表現したらいいのでしょうか… 遅れに遅れた原稿をようやく、やっと、なんとか日曜日に書き上げ、月曜日には大阪へ。朝の東京は晴れていたので、新大阪に着いてから700円の傘を買いました。きょう朝に大阪を発ち、11時前には帰ってきて校正。あいかわらず文章は... 続きを読む
忙中本を読む
雨が降り、少々寒い日が続きます。ピンポイントの新宿区の予報を見たら、夜9時頃に上がり、明日からまた20度超えの普通の天気になるらしい。 決まってこの時期は忙しいのだが、仕事が乗らないので、つい横に置いてある本を見てしまう。そうした罪悪感を抱きながら見ているのは『大江健三郎 作家自身を語る』(本体1800円、新潮社)尾崎真理子さんという読売新聞の文芸記者がインタビューして、これに大江自身が応えるという形で進む。 大江の初期の作品、大江自体が「観念的な、イマジネーションだけの小説」と振り返る作品は、当時の私を... 続きを読む
死生学?
今朝の道路はいつもに比べて少し空いていました。ゴールデンウイークに突入された方がすでにおいでのようで。少し雨が、東京はきょう曇雨との天気予報。 「連休はどうされますか?」がこの時期の合言葉のようになっていますが、私は変化しません。連日、事務所に出勤しております。葬祭業界に働く人にも連休はありません。 さて「死生学」という言葉が大流行の感がします。アルフォンス・デーケン先生(上智大学名誉教授)がサナトロジー(タナトロギー)を日本語訳に「死生学」と名づけたのが最初。デーケン先生には先生なりの主張があってつけた... 続きを読む
三春の滝桜
陽気がよく、いよいよ冬服とすっかり別れました。 先週はいろいろと忙しい1週間でした。 その中、26日の土曜日には福島県の三春町に行ってきました。 取材でしたが、この三春という町、きれいな川が流れ、花が咲き、街並みも落ち着いていて、素敵な町です。 城下町で、いい意味でのプライドがあります。 郡山で在来線に乗り換え、三春に近づくと散り際のサクラが見えました。 三春と言えば有名な「滝桜」 樹齢千年以上、樹高13.5メートル、根回りがすごく11.3メートル 既にサクラの季節は終わっていましたが、その巨木を見て... 続きを読む