安易に「孤独死」「孤立死」と言うな!―「弔い」としての葬式(2)

安易に「孤独死」「孤立死」と言うな! 死者(遺体)の尊厳と「遺体のリアルな認識」 死者(遺体)の尊厳を守る―というのは、死者(遺体)を美しく保つことだけを意味しません。 腐敗した遺体であろうと尊厳をもって扱うということです。 ※東日本大震災では葬祭業者がこの問題に直面した。 そして死者の尊厳を守るべく正面から相対し、自らの責務を尽くした。 このことはあまり報道されなかったが、きちんと記憶されるべきだと思う。 火葬と埋葬―東日本大震災の仮埋葬 https://hajime-himonya.com/?p... 続きを読む

原爆忌 68回目

本日8月6日は広島原爆忌。1945(昭和20)年8月6日朝8時、米軍爆撃機が広島上空で原爆を投下。 まさに焦土と化した。 その被災国が「作ろうとすれば短時日で核兵器をもてる」というのが「核抑止力」になる…というのが昔、中曽根と正力が核平和利用をうたった原子力発電所開発に方向を転じた公然たる秘密。 その「秘密」がまた自民党幹部の口からあたりまえのように口にされる。 愚か者よ。 ヒロシマ、ナガサキを体験した人は奥底まで核廃絶を祈るが、遠く立っていたものは、それさえ他人事だという話。 この愚かさは人間につきまと... 続きを読む

三回忌 フクシマはまだ進行形

今朝(3月10日)の東京新聞 耐久性より増設優先 福島第一 急造タンク群 3年後破綻 には、東京電力福島第一原子力発電所事故が現在進行形であることを知らされる。 東京電力福島第一原発で、高濃度汚染水を処理した後の水をためるタンクが、増設のスピードを優先して溶接しなかったため耐久性が劣り、三年後には続々と大改修を迫られることが分かった。敷地内にタンクを増設する用地がなくなる時期とも重なる。処理水には除去が極めて難しい放射性物質も含まれ、このままでは、またも汚染水の海洋放出という事態を招きかねない。 (小野沢... 続きを読む

忘れてはいけない時間がある

1941年12月8日1時30分 太平洋戦争開始 1945年8月6日8時15分 広島原爆投下 1945年8月9日11時2分 長崎原爆投下 1945年8月15日12時0分 昭和天皇、太平洋戦争ポツダム宣言受諾表明の玉音放送 1995年1月17日5時46分 阪神・淡路大震災 2011年3月11日14時46分 東日本大震災 時刻が明らかになっており、忘れてはならない時刻である。 そのほかにもたくさん忘れてはならない日があるが、時刻まで明らかになっているのは少ない。 私は自分を健忘症だとつくづく思っているが、この... 続きを読む

大震災で問題だった一つに火葬場がある

きょうは4月6日、長々とお休みいただきました。 平常の仕事が遅れて、玉突き状態になり収拾不可能になったものですから、休みをいただきひたすら執筆、編集に専念していました。66歳になり、今年4~5回目の徹夜をするなど、非人間的生活を自らに強いざるをえませんでした。原因ははっきりしています。歳を重ねて仕事のペースがグンと落ちているにもかかわらず、かつてのいい状態の時のペースでスケジュールを組んでいて、結果的に破綻を繰り返さざるを得ないのです。おもしろいことに、ブログを休んでいる期間は他の方々のブログもあまり見な... 続きを読む